平和運動12/討論の仕方を知る

NHKスペシャル 徹底討論 政治の行方は 日本の行方は

先日、モンゴルで若者による六か国会議の提案をしたが、

そこで、どのような会議即ち討論をすべきか、この各党を交え、司会者のNHKで、視聴者の意見を加えた議論になり、最終的に、多数決で決めるのではなく、その議論を深めることだけを狙いとするような討論を国会でやろうという内容になった。

途中、発言中に、反対ヤジがとんで、発言をとめさせる議員もいたが、そこはNHK司会者がうまくセーブして、きちんと発言できるようにして、おさまった。

こうした平和的な討論法がうまくいくには、司会者とそのサブアシスタントの前もっても、十分な知識と、視聴者を交えたなどの準備、そして、建設的な討論法をよく熟知していることが必要である。

特にその討論が、平和建設的になるか、戦争水掛け論的になるかは、司会者の腕とその場の設定次第である。

 

若者による六か国会議の場は、参加国以外の第三国の隣国のモンゴルであり、また会議討論の司会者が第三国のモンゴルであることも重要なことである。

 

そして、視聴者の意見を交えた討論法は、今ではどんな国際会議であっても、ネットを使ってできるので、そうした手法も取り入れた方が、より広い視野で議論を深めることができる。

また、参加者はその討論に夢中になるあまり、論点がどんどんずれてしまい、それを治め、論点をもどす役目も司会者の役割でもある。

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健康と自然の会では、残念ながら、「健康と自然」というテーマであっても、そのテーマについての、偏った論点、偏った見解、ずれた内容が、発表されただけで、その反論など、また視聴者の意見なども、言える場でもなかった。

まして、その時のテーマが何かどうかも、解らない。討論があるかどうかもわからない。大抵は自己紹介みたいで終わってしまっていた。

来年にあるモンゴルの集まりについても、何がテーマなのか? も知らされずに、参加だけを打診されているので、実にとまどっているのが現状である。

旅も、会議も、その準備でほとんどその内容の楽しさ、充実さが決まってしまう。

このNスペの討論が、国会であれ、国際会議であれ、若者の六か国会議でも、同じように準備、企画、進行させたら、多くの問題は平和的に解決されていくだろう。

 

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