持続可能な農業6/プレゼン麦稲蕎麦

持続可能な農業を探求したら、「自然と健康」生活になった。

農業も漁業も、他の生物と人間が共存する自然状態にもっていけば持続可能になる

ダイエットとは健康のこと。

必要最小限の食べ物で満足すれば、食べ過ぎて病気にならず、長生きできる。

食べることは生産すること。生産することは他の植物動物と共存すること。

1万年前から小麦があり、6500年前に普通の小麦として古代小麦も生まれた。

人類はここ200年で品種改良、遺伝子組み換え、ゲノム編集して、より美味しいもの、より生産が楽なもの、より収穫量があがるものとして、人間主体で他の生物を改造していった。

その結果、それは乱獲、大量生産消費で、地球環境を破壊し、他の生物と共存繁栄できなくなってきた。

古代小麦の種は殻9対実1に対して現代小麦の種は殻1対実9になっており、生産の手間と収穫量の少なさで20世紀初め激減したが、21世紀に入って、小麦アレルギーの少なさから注目され西欧を中心に特に乳幼児用食物として、再生産されるようになってきた。

日本ではその生産の手間から10倍近い値段がするが、その味のよさから、一部のパン工房で販売されている。

7年前、一袋の野沢菜の種をホームセンターで買い、それを苗を作って、石ころと土が半々の傾斜地に植えて、それが花を咲かせ、種をつけたら、それをばら撒くということを繰り返したが、7年たち、その雑草地が小松菜畑になった。

この経験を生かして、作物の雑草化作戦を今年からやることにした。

4月初めに、古代麦の麦間や耕した畑に、陸稲種を線播きし、そこに蕎麦種をばら撒いた。

6月になると、

古代麦は白い花を咲かせ、実を結びだしたが、麦間には蕎麦も陸稲も、また雑草も、ほとんど芽がでてこない。

耕した畑には蕎麦の白い花が5月に咲き誇り、ミツバチがたくさん花の蜜をすいにやってきて、6月になると、花が枯れ黒い実をつけだした。

その蕎麦の草下から、陸稲の芽が5センチほど出てきた。陸稲以上に雑草の芽も10センチほど大きくなってきている。雑草の数より陸稲の数の方が多い。しかし、雑草の草の方が背が高いので、それを根こそぎとって、陸稲が殺されないように注意している段階である。

古代小麦と蕎麦の実は自分がその週に食べる分を手で実だけ収穫することにした。その他はそのまま収穫せずに、自然に実が落ち、そこからまた芽がでて、来年も自然に育つように目論んでいる。

陸稲と古代麦と蕎麦の三者がいかに雑草的に共存し、連携が自然にできるかを、それを阻止する雑草を抜きながら、7年かけて、実験していくつもりである。

 

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