ご挨拶

 新しくありがとう広場を一新します。ここ数年「ありがとう」の心と言葉が見直され、それを大切にする人たちが増えてきました。

 数十年前には「愛」という言葉がもっとも新しく価値がもっとも高く評価されていました。

 時代とともに、大切な心と言葉が変遷していきます。そして、今は「ありがとう」が一番旬な言葉になっていると思います。

 最近の本で、「求めないこと」が広い心を持つという内容で宣伝されていました。

 愛というと求めるということですが、求めないというのは愛さないという意味にもとることができますが、たぶん、その本の著作者は別なとらえかたをしていると想像します。

 その「求めない」という意味はきっと「受け入れる」ということではないでしょうか? 

 この受け入れるというのが「ありがとうの心」にあたります。

 そして、どんなこともすべて受け入れるという状態のとき、広い心と安定をうけることができます。

 一昔では「すべてを愛する」というのが新しい生き方でしたが、今では「すべてを受け入れる」という感謝の生き方が今の日本の生き方にはあっているような気がします。

 そんな生き方に興味をもたれたら、このありがとう広場はなんらかの役に立てられる気がします。

 このありがとう広場の過去にはいろいろなことがありました。当初は10数人で一人のありがとうおじさんという人の思想を紹介してきましたが、その言動と行為があまりに宗教的になりすぎ、社会から遊離した感じになったため、すべて削除し、それ以外の人のものだけを残すことにしました。

 と同時に、宗教的にならないようにその批判をも残すことにしました。

 そして、もっと日常にあふれる「感謝の心」に焦点をあてたありがとう広場にしたいと思います。


  
2007年11月17日

   ありがとう広場管理人 ありがたや権兵衛