愛送り
恩返しより恩送り
愛返しより愛送り
苦の因を取り楽の元を植える
仏教の四諦の苦集滅道を「愛の苦しみ」にしてみた
愛の苦しみの姿をみつめ
見返りの愛が苦と知り
見返りの愛を求めず
愛送り巡る楽を得よ
なぜ愛は時に残酷になるのか
片思いやストーカーのように愛の見返りを求めた時
エゴが増大に残酷な現実になってくる
愛返しから愛送り
時の流れはけして過去にもどれず、前に未来に進むしかできない
過去に受けた恩も恩返しはできない。
「親孝行したい時に親はなし」のように・・
今の愛は未来への愛送りしかできない
未来がどうなるかなんてことは誰も想像すらできない。
今に生き、今できることをするのが
「愛送り」である。
愛送りの輪
時の輪廻転生のように、
今できる愛送りはいつしか巡り巡って帰ってくる
それが自然の愛送り循環である。
愛送りをすると
見返りを求めないので、片思いもストーカーも無くなり、相手の愛を応援するようになる。
また自分への見返りよりも、相手の愛や求めが何かを知ろうとするので、相手の意図を見抜き、いろいろな詐欺(結婚・金銭など)にもひっかからなくなる。
愛送りは今を生きる命のバトン
相思相愛は愛し愛される現実を期待するため、二人だけの狭いエゴ世界に陥りやすい
互いに縛り合い、相手を所有物のように振る舞い、嫉妬と不自由に苦しみやすい
自分の愛を相手に送り、相手の愛を自他に送らせることで
互いに楽しく自由な大きな生活になっていく・・・
恩返しから恩送りへ
愛と助けの見返り求めず
他に大きく愛と助けが巡るように贈ろう
愛の炎は心から心へと点火させ世界中に
大きく伝わっていく