非合理の智

5月 16th, 2022

非合理の智

  • 急がば回れという諺は 非合理の智である

  • 面倒くさいと思ったら、 その面倒なことにこそ 真の喜びと目的がある

  • 急がば面倒くさき道歩め!

旅の真の目的は旅である

  • 旅の目的地(世界一周・欧米・アジアなど)も、
    旅の予算・手段(飛行機・車・徒歩など)も、
    みな旅を形成する一部品である。
    馬鹿げた手段にこそ、真の旅を意味を知れる

戦争の真の目的は平和である

  • 平和を早く実現しようと武器をもって殺し合いの戦争を始めたり、終わらせようとするのは戦争のための戦争をするもので、終わることなき戦争状態になり愚の骨頂である

  • 平和が目的ならば手段も平和であることが、殺し合わずゆっくりと戦うことを楽しみながら、不正の戦いを予防したり、ルールの元で勝負する平和を味わう生き方であろう

  • 殺し合わない馬鹿の知こそ、殺し合う人の知より優れる

ゴルディアスの結び目は斬らず解け

  • 国際問題がからむゴルディアスの結び目ができたとき、
    それをほどくのが面倒だというので、斬ってしまうとき、
    一時はうまくいくが、さらに、ゴルディアスの結び目は複雑に固くなり、斬るのも難しくなる
    (殺す手段は復讐の連鎖のように問題が大きく絡みより難しくなる)

  • 面倒くさくても、一歩一歩ほどいて、平和への道を歩んでいくことが
    再び、ゴルディアスの結び目ができた場合、学習し、より簡単にほどくことができるようにになる

  • 斬ったら、絡んだ糸をほどいたことにはならない
    (死刑は問題解決にはけして繋がらない)

足るを知る

吾唯足知・・吾 唯 足るを知る  /竜安寺 方丈 知足の蹲(つくばい)

  • 自分に必要なモノだけで満足するのが、食べ過ぎて病気にならない健康の元である

  • 自分の領土だけで他国を進攻したり、拡大せずに満足するのが平和のコツである

  • 欲望に終わりはない。欲望を制し、節目をつけ、満足させるのが知である

  • より大きく、より強く、より多くという比較ではなく、自分らしく、必要からの知こそ真なり

 

不知の智こそ妄信なし

  • 真実を知ることはけしてないかもしれないが、
    真実を求め、小智を積み重ねて、けしてあきらめないところに生きる意義がある

  • 真実を知ったとか、悟りを得たとかいうのは、
    思い込みで自分を神仏にしたり、他を神仏にして服従してしまうことである

  • 不知の智とは、ソクラテスや荘子の由来から
    「知らないとすることが知っていることであり、知っているとすることが実は知っていないことになる」という意である。

 

常に自由に平等に楽しく生きるには

  • 何度も生まれ変わっても、真実を求めていくことが必要である。
    悟ったり、他を悟った人とか、神だと信じてしまうと、
    それは思い込みであり、妄信であると検知したほうが無難である。

  • 常に完成、真実、恒久平和を求めても、その終わりがなく、そこに向かうのが
    人間らしく生きることであり、幸せな人生を歩むことができる。

  • 不知の智を根本にする。智は単に知るのではなく、道徳的に認識判断することである。
    また知に日を入れると、年月日を超えて、
    その中途である今日一日を一生として悟ることでもある

 

 

非武力防衛

5月 2nd, 2022

武力防衛では犠牲が多くなる

正当防衛では双方の命の問題は解決できない

ウクライナ・アフガニスタン・ミャンマー・パレスチナなどの戦争や内乱を治め、

平和な世界に変革する意識と科学技術と制度が必要になってきたようだ

 

国のため、自由のために

庶民のように戦わず生きようとするか?

兵士のように戦って死のうとするか?

ホモサピエンスとして30万年余り、武器や兵士を頼りに生きてきたが、

もはや、科学技術の発展によって戦って死ぬ戦争時代から戦わず生きる平和の時代変革に入った

 それは死んだら、国も自由も無くなる。生きていればこそ、国と自由が得られるからだ。

 

日本国憲法9条(戦争放棄)追項案

① 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

② 前項の目的を達するため

陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない

追項案

③ 防衛であっても、

殺傷目的の戦力と交戦する武器その保持と使用

また殺傷する兵士育成と徴兵による交戦権は認めない

⓸ 自衛隊は

防衛また先制防衛のためであっても殺傷目的の武器の保持と使用

殺傷する兵士の募集と育成かつ徴兵は行わない

他国からの侵略も自然災害と同じく、その防災対策と国民の救済する防具、

防災訓練技術システムを研究開発実践する

 

殺傷武力防衛に頼らない平和技術

防災地下都市

  • 地熱発電による地下送電網
  • 電線・ガス・電話・上下水道の地下道と簡単修繕
  • 地下鉄・リニアの物資運搬・地下都市
  • 海底トンネル技術による避難通路や原発や工場移転・洪水対策

宇宙通信メタバース国

  • 撃ち落されにくい超小型通信衛星による通信網
  • 武力侵攻され領土が乗っ取られた場合のネットで繋がった
    メタバース政府が国民と連携して自国を取り戻す
  • 味方の人的被害がなく、ともに自由を得られるように

 

武力から医術へ

人命を第一、自由や正悪は第二第三に

殺さず殺されないような

道具と技術と訓練を

  • 殺傷銃を麻酔銃や電子銃に
  • 毒薬化学兵器を麻酔薬や催涙ガス散布
  • 爆薬から放水や消化液に
  • 鉄弾から守る防弾や電磁網に
  • プロパガンダやフェイク情報を見分け真実情報を得る学習を

独裁エゴから相談自由へ

  • 他人を強圧するエゴを病気として一時的拘束できる治療制度を
  • 独裁や一党独裁による支配ができないような制度改革に
  • 敵味方の国意識を殺意を敵、共意を味方とする意識改革
  • 国を超えて、人々の自由を最も尊重する社会改革へ

 

 

失敗なくして成功もなし

4月 15th, 2022

失敗なくして成功もなし

反省なくして未来もなし

人間社会はすべて言葉によって創られる

言葉は相反する言葉、類似する言葉によって

判別され意味が形成される。

相反する言葉はコントラストをハッキリとさせる

類似する言葉は彩りを豊かに照らす

 

意識が言葉を表し、

言葉が意識を明確化させる

意識の中の無意識は自然の中の命あるものの同じような意識であり、

潜在意識は人類が過去連綿と伝わってきた意識である。

現在意識は今の人類がしつけや教育や慣習や環境からくる意識である。

我々の判断の優先順位は

一番は今の現実の状況と今何ができるかであり、

二番目は過去の体験を反省し事実を検証する

三番目は過去から未来をどう予測し、一番の今できることに導く。

・未来の成功は過去の失敗今反省して生まれる

・今、過去の失敗を反省分析せず、過去と同じ失敗要因を繰り返せば、
 未来はさらに大きな失敗を犯す

・今、過去の成功を分析して、 過去の成功要因を発展させれば、
 未来はより多く成功する

・今何もしない(死もまた行為に入る)ということは

 命ある人間ではありえない

戦争から平和へ

過去の失敗を未来の成功へと導く技術は

戦争から平和へ導く道にも応用できる。

それは

過去の他の生物と同じような無意識の生き残るための弱肉強食や

同種による縄張り争いの自然状態から、

人類の歴史的戦争の体験を通じて、形成された何世代にも続く潜在意識にある

戦争と平和を観察してみる。

さらに、意識的に

その戦争と平和の人類の歴史の反省と検証をしていく。

今の戦争を終わらせ、未来への戦争予防と平和の維持する道を言葉で整理し、

条約や法整備などの行動をしていく。

平和には意識レベルによる変革が必要

ホモサピエンス出現から30万年たっても、

今の人類は縄張り争いによる殺し合いを繰り返している現世界に

平和へと導くには意識的レベルの変革が必要になっている。

その反省による変革ポイントは

  • 相対的な敵味方の言葉が個々人の行為ではなく、
    国・民族・宗教・思想の持主と類似レッテル化して判断することを反省する

  • 過去、独裁者により、民衆は服従させられ、
    過激な武力により、敵対視された国民の殺害から戦争が始まった

  • その服従させられた兵士の殺害に対し武力抵抗することで、
    戦争は悲惨な復讐合戦へとより拡大し、終わりがなく続いてしまった

  • この敵味方の意識を、個々に命を殺す行為を敵とし
    殺さない行為を味方とするように変革する

  • 戦争における武力行為は平和への解決にはけしてならないと反省する

  • 共に生きるのが平和への意識であり、共に死ぬのが戦争への意識に改革していけば
    明日の平和な社会に一歩近づく

戦争の失敗なくして 平和の成功もなし

日本は第三次世界大戦における

多くの国民の犠牲を反省し、平和への道を築く道として

「安らかに眠って下さい

(戦争する)過ちは繰り返しませぬから」

その反省から、憲法9条が作られた。

第二章 戦争の放棄
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、

武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、

これを認めない。

RENUNCIATION OF WAR Article 9.
Aspiring sincerely to an international peace based on justice and order,

the Japanese people forever renounce war as a sovereign right of the nation

and the threat or use of force as means of settling international disputes.
In order to accomplish the aim of the preceding paragraph, land, sea,

and air forces, as well as other war potential, will never be maintained.

The right of belligerency of the state will not be recognized.

この憲法9条を制定してから、

日本は他国の戦争にも巻き込まれなくなり、平和の時代が77年も続いている。

だが、

他国の戦争から、第三次世界大戦にも巻き込まれそうになってきた現在

自国の法律だけでは平和の維持が危ぶまれてきた。

そのため、

特に、国連への働きかけが必要となっている。

例えば、

ロシアが国連決議されたウクライナからの即時撤退を実施しなければ、国連の加盟国から除外され、

実施すれば国連加盟に復帰可能になる

という制度を設けるような平和的アイデアが出てくるだろう。

 

永遠の平和のために/カント

4月 4th, 2022

 

⇒ドイツ語原文

⇒英文訳

要旨

 

第1章

国家間に永遠の平和をもたらすため

  • 戦争原因の排除(平和条約の否定)
  • 国家を物件にすることの禁止
  • 常備軍の廃止
  • 軍事国債の禁止
  • 内政干渉の禁止
  • 卑劣な敵対行為の禁止

第2章

国家間における永遠平和のための確定条項

三つの方法

前提

ともに暮らす人間たちで永遠平和は自然状態ではない。

自然状態とはむしろ戦争状態なのである。

第1確定条項

どの国の市民的な体制も、共和的なもの(民主主義国家)であること

・この体制では戦争する場合には、戦争するかどうかについて、国民の同意をえる必要がある。

・国民はこのような割りに合わない博打を始めることに慎重になるのは、ごく当然のことである。

・事実としては道徳性によって善き国家体制が構築されるのではなく、

 善き国家体制こそが、民族の善き道徳性を育むのである。

 

第2確定条項

・国際法は、自由な国家の連合に基礎をおくべきこと

・国家が自分の権利を追究する方法は、国際的な裁判所に訴える訴訟という

 形をとることはなく、戦争によらざるをえない

・平和連盟はすべての戦争を永遠に終わらせるようとするのである。

・ある国家と、その国家と連盟したそのほかの国歌の自由を獲得し保障することを目指すものである。

 しかも連盟に加わる国家は、そのために公法に服しその強制を受ける必要はない。

・理性の理念によれば、世界王国を樹立し、他の諸国をこの世界王国のもとに統合してしまうよりも、

 この戦争状態のほうが望ましいのである。

・というのは、統治の範囲が広がりすぎると、魂のない専制政治が生まれ、

 結局は無政治状態になるからである。

・この平和は専制政治のように、すべての力を弱めることによって、自由の墓場の上に創り出される

 ものではなく、様々な力を競い合わせ、その均衡をとることによって生まれ、

 確保されるものである。

 

第3確定条項

世界市民法は、普遍的な歓待の条件に制限されるべきこと

・この地球という球体の表面では人間は無限に散らばって拡がることができないために、

 共存するしかないのであり、本来いかなる人も、地球のある場所に居住する権利を

 ほかの人より多く認められることはないはずである。

・この権利が認められることで、世界の遠く離れた大陸が互いに平和な関係を結び

 人類がいずれますます世界市民的な体制に近くなることが期待できるのである。

 

・商業の精神であり、これは戦争と両立できないものであり、遅かれ早かれ

 すべての民族はこの精神に支配されるようになるのである。

・そして、世界のどこでも、戦争が勃発する危険が迫ると、諸国はあたかも永続的な

 同盟を結んでいるかのように、仲裁によって戦争を防止せざるをえなくなるのである。

・公法の状態を実現することは義務であり、同時に根拠のある希望でもある。

 これが実現されるのが、たとえ無限に遠い将来のことであり、その実現に向けて

 絶えず進んでいくだけとしてでもある。

 だから、永遠平和は単なる空虚な理念でもなく、実現すべき課題である。

⇒けんた国際政治チャンネルより

(^^♪ ($・・)/~~~ ♪(>_<)♫ ♩(^^)! ♩ ♬”(-“”-)”♩( ^^) _U~~

平和実現のために

カントの方法はここ227年で、三分の1は達成できているように思える。

今のウクライナ戦争状態と合わせると、

科学と経済の発達によって、

・核戦争による全滅の危険性

・戦争における経済の世界的混乱

においても、ますます戦争しにくくなってきており、

カントの推理は的中していると思える。

また、

世界中における世界市民法それは「平等と自由をもつすべての人権を認める」ものであり、

それを基礎に、平和に向かって進めば、

何百年何千年かかろうと実現できる道であると視点も的を得ている。

 

 

 

 

それでも殺されない権利の種を播こう

3月 28th, 2022

モーゼの十戒(旧約聖書/紀元前4~5世紀に成立/ 出エジプト記20章)

わたしは、あなたをエジプトの国、奴隷の家から連れ出した、あなたの神、主である。

  1. あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。
  2.  あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、地の下の水の中にあるものでも、どんな形をも造ってはならない。
  3.  あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。主は、御名をみだりに唱える者を、罰せずにはおかない。
  4.  安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。 六日間、働いて、あなたのすべての仕事をしなければならない。
  5.  あなたの父と母を敬え。あなたの神、主が与えようとしておられる地で、あなたの齢が長くなるためである。
  6.  殺してはならない。
  7.  姦淫してはならない。
  8.  盗んではならない。
  9.  あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。
  10.  あなたの隣人の家を欲しがってはならない。すなわち隣人の妻、あるいは、その男奴隷、女奴隷、牛、ろば、すべてあなたの隣人のものを、欲しがってはならない。

十戒の6の「殺してはならない」が

旧約聖書の出エジプト記21章に追加されている

  1.  人を撃って死なせた者は、必ず殺されなければならない。
  2. 人がもし、ことさらにその隣人を欺いて殺す時は、その者をわたしの祭壇からでも、捕えて行って殺さなければならない。
  3.  自分の父または母を撃つ者は、必ず殺されなければならない。
  4.  人をかどわかした者は、これを売っていても、なお彼の手にあっても、必ず殺されなければならない。
  5.  自分の父または母をのろう者は、必ず殺されなければならない。
  6.  人が互に争い、そのひとりが石または、こぶしで相手を撃った時、これが死なないで床につき、 再び起きあがって、つえにすがり、外を歩くようになるならば、これを撃った者は、ゆるされるであろう。ただその仕事を休んだ損失を償い、かつこれにじゅうぶん治療させなければならない。
  7.  もし人がつえをもって、自分の男奴隷または女奴隷を撃ち、その手の下に死ぬならば、必ず罰せられなければならない。
  8. 彼がもし一日か、ふつか生き延びるならば、その人は罰せられない。奴隷は彼の財産だからである。
  9.  もし人が互に争って、身ごもった女を撃ち、これに流産させるならば、ほかの害がなくとも、彼は必ずその女の夫の求める罰金を課せられ、裁判人の定めるとおりに支払わなければならない。
  10. ほかの害がある時は、命には命、 目には目、歯には歯、手には手、足には足、 焼き傷には焼き傷、傷には傷、打ち傷には打ち傷をもって償わなければならない。
  11.  もし人が自分の男奴隷の片目、または女奴隷の片目を撃ち、これをつぶすならば、その目のためにこれを自由の身として去らせなければならない。
  12.  また、もしその男奴隷の一本の歯、またはその女奴隷の一本の歯を撃ち落すならば、その歯のためにこれを自由の身として去らせなければならない。
  13.  もし牛が男または女を突いて殺すならば、その牛は必ず石で撃ち殺されなければならない。その肉は食べてはならない。しかし、その牛の持ち主は罪がない。
  14.  牛がもし以前から突く癖があって、その持ち主が注意されても、これを守りおかなかったために、男または女を殺したならば、その牛は石で撃ち殺され、その持ち主もまた殺されなければならない。
  15.  彼がもし、あがないの金を課せられたならば、すべて課せられたほどのものを、命の償いに支払わなければならない。
  16.  男の子を突いても、女の子を突いても、この定めに従って処置されなければならない。

イエスはモーゼの十戒に対して

「しかし、私は言っておく」と追加注意する(新約聖書 マタイの福音書5 山上の垂訓 西暦0年)

幸いとは

  1. 心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。
  2. 悲しむ人々は、幸いである、その人たちは慰められる。
  3. 柔和な人々は、幸いである、その人たちは地を受け継ぐ。
  4. 義に飢え渇く人々は、幸いである、その人たちは満たされる。
  5. 憐れみ深い人々は、幸いである、その人たちは憐れみを受ける。
  6. 心の清い人々は、幸いである、その人たちは神を見る。
  7. 平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。
  8. 義のために迫害される人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである
  9. わたしのためにののしられ、迫害され、身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、あなたがたは幸いである。 
  10. 喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。

 

モーゼの十戒について

  1. あなたがたも聞いているとおり、昔の人は『殺すな。人を殺した者は裁きを受ける』と命じられている。
  2. しかし、わたしは言っておく。兄弟に腹を立てる者はだれでも裁きを受ける。兄弟に『ばか』と言う者は、最高法院に引き渡され、『愚か者』と言う者は、火の地獄に投げ込まれる。 
  3. だから、あなたが祭壇に供え物を献げようとし、兄弟が自分に反感を持っているのをそこで思い出したなら、 その供え物を祭壇の前に置き、まず行って兄弟と仲直りをし、それから帰って来て、供え物を献げなさい。 
  4. あなたを訴える人と一緒に道を行く場合、途中で早く和解しなさい。さもないと、その人はあなたを裁判官に引き渡し、裁判官は下役に引き渡し、あなたは牢に投げ込まれるにちがいない。6はっきり言っておく。最後の一クァドランスを返すまで、決してそこから出ることはできない。

  5. あなたがたも聞いているとおり、『姦淫するな』と命じられている。
  6. しかし、わたしは言っておく。みだらな思いで他人の妻を見る者はだれでも、既に心の中でその女を犯したのである。 
  7. もし、右の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出して捨ててしまいなさい。体の一部がなくなっても、全身が地獄に投げ込まれない方がましである。 
  8. もし、右の手があなたをつまずかせるなら、切り取って捨ててしまいなさい。体の一部がなくなっても、全身が地獄に落ちない方がましである。
  9. 『妻を離縁する者は、離縁状を渡せ』と命じられている。
  10. しかし、わたしは言っておく。不法な結婚でもないのに妻を離縁する者はだれでも、その女に姦通の罪を犯させることになる。離縁された女を妻にする者も、姦通の罪を犯すことになる。

  11. 昔の人は、『偽りの誓いを立てるな。主に対して誓ったことは、必ず果たせ』と命じられている。
  12. しかし、わたしは言っておく。一切誓いを立ててはならない。天にかけて誓ってはならない。そこは神の玉座である。地にかけて誓ってはならない。そこは神の足台である。エルサレムにかけて誓ってはならない。そこは大王の都である。 また、あなたの頭にかけて誓ってはならない。髪の毛一本すら、あなたは白くも黒くもできないからである。
  13. あなたがたは、『然り、然り』『否、否』と言いなさい。それ以上のことは、悪い者から出るのである。
  14. 『目には目を、歯には歯を』と命じられている。
  15. しかし、わたしは言っておく。悪人に手向かってはならない。
  16. だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。
  17. あなたを訴えて下着を取ろうとする者には、上着をも取らせなさい。 
  18. だれかが、一ミリオン行くように強いるなら、一緒に二ミリオン行きなさい。 
  19. 求める者には与えなさい。
  20. あなたから借りようとする者に、背を向けてはならない。
  21. 『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。
  22. しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。
  23. 父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。 
  24. 自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな報いがあろうか。徴税人でも、同じことをしているではないか。 
  25. 自分の兄弟にだけ挨拶したところで、どんな優れたことをしたことになろうか。異邦人でさえ、同じことをしているではないか。 
  26. だから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい。」

 

旧約と新約聖書の「殺すな!」という意味が大きく違っている。

旧約の創世記に書かれている「ノアの箱舟」がその核心であろう。

トルコと中国の「ノアズ・アーク・ミニストリーズ・インターナショナル」が発表2010年

  • 木片はトルコ東部にあるアララト山の標高およそ4000メートル地点で発見した構造物から採取
  • 炭素年代測定を行ったところ、ノアの方舟がさまよったとされる今から4800年前と同時期と確認

旧約の神は勧善懲悪で、善なる者だけ生かし、悪なる者は殺す

その神の行為を自然現象と合致させている。

新約の神はその子であるイエスの教え 「

  1. 悪人に手向かってはならない。
  2. だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい

「悪なる者は殺さず、赦し、生かしなさい」

この教えはイエス自ら悪なる者に磔で殺されながら訓示した

だが、

「最後にイエスは大声で叫んで、
『エリ、エリ、レマ、サバクタニ』と言いわれた。
それは『わが神、わが神み、
どうしてわたしをお見捨てになったのですか』という意味である」

イエス自身、最後の最後まで 神の行為を理解できなかったのであろう。

 

「悪なる者に殺されても、赦し、復讐して殺してはならない」

いわば犠牲心の勧めである。

その神は人と人の愛の人間行為であり、自然現象とは一致させていない

 

人類のここ2500年間はまさに

善悪と命について、右往左往しながら、特に戦争において

どう判断したらいいのか迷走してきている。

 

善悪か命か?

ポイントは、善悪と命の優先度である。

旧約 新約にしても 神が善悪と命の生死を決めるという信心が根底にある

神の有無、またどんな神かによって、善悪の意識が変わってくる。

旧約の神は「悪い人は殺せ」新約の神は「殺されても善い人になれ」

ということに極論できる。

それは両者とも善悪が命よりも優先するという点である。

だが、真実は

命が善悪よりも優先している。

死んだら善悪など関係なく、

生き残っている人にしか善悪の判断ができないからである。

「命あってこその、善悪である」

1997年視聴者参加討論のテレビ番組「ニュース23」で

一人の男子高校生が

「どうして人を殺してはいけないのですか?」

と、率直な質問があり、参加者や視聴者全員、背筋が凍り付いたような恐怖が襲い、

押し黙ってしまった。(私もその視聴者であった)

その番組のテーマは

神戸で起こった14歳の少年が、

「人の命はそんなに大事ですか。アリやゴキブリと一緒やな
いですか」

「猫を殺すのと人を殺すのとどう違うんですか」

として、小学生連続殺傷事件を起こした件である。

⇒その詳細

私がその時すぐに思い浮かべたのが、

戦争時の大虐殺であり、人は他の動物や虫と同じように殺されている。

今のウクライナ戦争も公然とされている。

戦争時は敵を多く殺すのが英雄であり、善になるからだ。

そして、死刑制度である。

冤罪で死刑になる可能性もある人を殺すのも善になりえる。

つまり、

人を殺して善いか? 悪いか?は国が決めているということになる。

戦争は

個人の命よりも、国、宗教、民族、思想、主義、理想が優先されて起こる。

だが、真実は

個人の集まりが国となり、

個人の考え方の多数派が宗教、民族、思想、主義、理想を形成する。

個人の身体、心、思い、意識なくして、

社会や国も、宗教、民族、思想、主義、理想も存在できない。

それは

なぜ独裁者が大虐殺することがありえるのか?

という答えにもなっている。

個人の命が、どんな社会、国、宗教、民族、思想、主義、理想よりも優先されるからである。

 

殺すな、殺されないために!

2 0 1 5 年 6 月 21 日 、 京 都 市 円 山 公 園 

戦 争 法 案( 安 全 保 障 関 連 法 案 )に 反 対 の 意 思 を 示 そ う と

SEALDs KANSAI(シ ー ル ズ 関 西 : Students Emergency Action for Liberal Democracy – s
KANSAI = 自 由 と 民 主 主 義 の た め の 関 西 学 生 緊 急 行 動 )
京 都 市 内 で 戦 争 立 法 に 反 対 す る デ モ を 行 な っ た 。
 SNS な ど を 通 じ て 集 ま った 参 加 者 は 約 2200 人 ( 主 催 者 発 表 )。

学 生 た ち 若 者 は  京 都 市 の 中 心 部 約 4 キ ロ メ ー ト ル を 2 時 間 か け て 歩 き な が ら 、

「 憲 法守 れ 」「 民 主 主 義 っ て 何 だ 」 な ど と コ ー ル 

 その合 間 に 学生のス ピ ー チが行われた。その一例である。

新しい安全保障の原則を打ち立てよう
        寺 田 と も か 21 歳 関 西 学 院 大 学 4 回 生

私 が 小 学 2 年 生 の と き に 、 ニ ュ ー ヨ ー ク の 世 界 貿 易 セ ン タ ー ビ ル が 崩
れ 落 ち ま し た 。 9 月 11 日 の こ と で す 。
な ん と な く 覚 え て い ま す 。 ニ ュ ー ス に は 泣 き 叫 ぶ た く さ ん の ア メ リ カ
人 の 姿 が 映 っ て い て 、大 変 な こ と が お き た ん や っ て 、幼 心 に 思 い ま し た 。

だ け ど 、 そ の 後 流 れ て き た ニ ュ ー ス の 方 が ず っ と ず っ と 恐 ろ し か っ た 。
毎 日 、 毎 日 、 ア フ ガ ン で 、 イ ラ ク で 、 自 分 と 年 の 変 わ ら な い よ う な 子 ど
も た ち が 、 血 を 流 し て い る の を 、 見 な け れ ば な ら な か っ た か ら 。

あ の 日 、 同 時 多 発 テ ロ で 犠 牲 に な っ た 人 の 数 は 約 3000 人 。 そ し て 、 そ
の 報 復 の た め に 行 な っ た 対 テ ロ 戦 争 で 殺 し た 人 た ち の 数 は 、 少 な く 見
積 も っ て 、 *約 130 万 人 。 あ の 時 、 世 界 の リ ー ダ ー た ち は 、「 正 義 」 と い
う 言 葉 を 使 っ た け ど 、 イ ラ ク に 大 量 破 壊 兵 器 は 無 か っ た し 、 死 な な く て
よ か っ た 人 た ち が 次 々 に 殺 さ れ て い く の を 見 た 。

あ れ か ら 14 年 が 経 ち ま し た 。 日 本 政 府 は 、 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 容 認
を 閣 議 決 定 し 、 武 力 行 使 を 可 能 に す る た め の 具 体 的 な 法 整 備 を 始 め た 。
世 界 情 勢 が 変 わ っ た か ら 、 テ ロ の 脅 威 が 高 ま っ て い る か ら 、 日 本 と 親 密
な 関 係 に あ る 国 が 攻 撃 さ れ た 時 は と も に 報 復 す べ き だ と 。 テ ロ の 脅 威 が
高 ま っ た 大 き な 原 因 の 一 つ は 、 武 力 に よ る 必 要 以 上 の 報 復 と 殺 戮 で あ っ
た の に 。

今 は ま だ 、 武 力 が 最 終 的 な 解 決 手 段 に な り 得 る と 信 じ て い る 、 愚 か で
古 い 人 た ち が 幅 を き か せ て る か も し れ な い 。 今 は ま だ 、 過 去 の 過 ち を 正
当 化 す る こ と で し か 自 分 の 国 を 誇 れ な い 虚 し い 人 々 が 、 こ の 国 の ト ッ プ
に 立 っ て い る か も し れ な い 。

ネ ッ ト 上 で は 、恐 怖 に 縛 ら れ た 不 自 由 な 人 た ち が 叫 ん で い る 。「 殺 せ !
殺 さ れ る 前 に ! 」 と 。 だ け ど 、 そ ん な 時 代 は こ こ で 終 わ り に し ま す 。 い
や 、 70 年 前 に 終 わ っ た の で す 。

私 た ち は 平 和 憲 法 に 根 ざ し た 、 新 し い 安 全 保 障 の 原 則 を こ こ に 打 ち 立
て よ う 。

「 殺 す な 、 殺 さ れ な い た め に ! 」

私 た ち は 、 正 義 と 秩 序 を 基 調 と す る 国 際 平 和 を 誠 実 に 追 い 求 め 、 国 権

の 発 動 た る 戦 争 と 、 武 力 に よ る 威 嚇 又 は 武 力 の 行 使 は 、 国 際 紛 争 を 解 決
す る 手 段 と し て は 、 永 久 に こ れ を 放 棄 す る 。

こ の 目 的 を 達 す る た め 、 陸海 空 軍 そ の 他 の 戦 力 は 、 こ れ を 保 持 し な い 。 国 の 交 戦 権 は 、 こ れ を 認 めな い 。

こ の 、最 も 賢 明 で 、新 し い や り 方 を 、私 た ち は 続 け て い く 。や め な い 。
専 制 と 隷 従 、 圧 迫 と 偏 狭 を 地 上 か ら 永 遠 に 除 去 す る 日 ま で 。

2015 年 6 月 21 日 、 寺 田 と も か 、 私 は 、 戦 争 立 法 に 反 対 し ま す 。

⇒その他のスピーチ

「なぜ人を殺してはいけないのですか?」

その18年後大学生がこう答えた。

「人を殺すな、殺されないために!」

この答えこそ、 善悪関係なく、善悪よりも、

個人の命、そして、個々の集まりである国の安全と存続の基本である。

 

国際人権規約(1966年に国連総会で採択された)

A規約)第11条 第1項
この規約の締約国は、自己及びその家族のための相当な食糧、衣類及び住居を内容とする相当な生活水準についての並びに生活条件の不断の改善についてのすべての者の権利を認める。

締約国は、この権利の実現を確保するために適当な措置をとり、このためには、自由な合意に基づく国際協力が極めて重要であることを認める。

日本国憲法第25条

第1項 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
第2項 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

これは生存権と呼ばれている。

この人の衣食住また文化福祉よりももっと重要なのが

人の命の保証があって初めて、生活保障が有効になる。

命の保証が最優先する意識があってこそ、

国際外交、国内生活福祉がスムーズに展開するし、その問題解決策の原動力になる。

生存権十か条

  1. 人を殺してはいけない、殺されないためである。
  2. 人の命は善悪、敵味方、正悪などどんな理由よりも優先する価値がある
  3. 個人の命は、どんな社会、国、宗教、民族、思想、主義、理想よりも優先される。
  4. 自由・平等・平和は人の命あってこそ実現し、個人の命を奪っては実現しない。
  5. 人の命は愛から産まれ、憎しみから奪われるため、憎しみより愛が優先される。
  6. 生きる権利とは殺されない権利である。
  7. 殺す権利は何人にも、個々の集まりである社会や国にはない。
  8. 殺そうとする相手を殺していいという正当防衛は認めない。
  9. 殺そうとする相手に対して殺す以外の殺されないような道を探る。
  10. 先ず人の命の保証し、その後に、生活福祉文化保障をする。

ここ2500年間かかっても、

この善悪・国よりも人の命優先する「殺されない生存権」が実現できず、

善悪・国を人の命よりも優先して、戦争を絶え間なく続けている。

だが、

どんなに世界が核戦争で破滅しようと、

この「殺されない生存権」の種を播いていこう。

 

「涙と共に種を蒔く人は喜びの歌と共に刈り入れる。

種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は束ねた穂を背負い

喜びの歌をうたいながら帰ってくる」

 旧約聖書 詩編126

 

「天国は、一粒のからし種のようなものである。

ある人がそれをとって畑にまくと、

それはどんな種よりも小さいが、成長すると、野菜の中でいちばん大きくなり、

空の鳥がきて、その枝に宿るほどの木になる」

マタイによる福音書13

 

「たとえ明日、世界が滅亡しようとも今日私はリンゴの木を植える

Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree.」

 宗教改革した マルティンルター

この名言をこういい替えたい

「たとえ明日世界が核戦争で自滅しようとも、今日私は『殺されない生存権』の種を播こう」