失敗なくして成功もなし

失敗なくして成功もなし

反省なくして未来もなし

人間社会はすべて言葉によって創られる

言葉は相反する言葉、類似する言葉によって

判別され意味が形成される。

相反する言葉はコントラストをハッキリとさせる

類似する言葉は彩りを豊かに照らす

 

意識が言葉を表し、言葉が意識を明確化させる

意識の中の無意識は自然の中の命あるものの同じような意識であり、

潜在意識は人類が過去連綿と伝わってきた意識である。

現在意識は今の人類がしつけや教育や慣習や環境からくる意識である。

我々の判断の優先順位は

一番は今の現実の状況と今何ができるかであり、

二番目は過去の体験を反省し事実を検証する

三番目は過去から未来をどう予測し、一番の今できることに導く。

・未来の成功は過去の失敗今反省して生まれる

・今、過去の失敗を反省分析せず、過去と同じ失敗要因を繰り返せば、
 未来はさらに大きな失敗を犯す

・今、過去の成功を分析して、 過去の成功要因を発展させれば、
 未来はより多く成功する

・今何もしない(死もまた行為に入る)ということは

 命ある人間ではありえない

戦争から平和へ

過去の失敗を未来の成功へと導く技術は

戦争から平和へ導く道にも応用できる。

それは

過去の他の生物と同じような無意識の生き残るための弱肉強食や

同種による縄張り争いの自然状態から、

人類の歴史的戦争の体験を通じて、形成された何世代にも続く潜在意識にある

戦争と平和を観察してみる。

さらに、意識的に

その戦争と平和の人類の歴史の反省と検証をしていく。

今の戦争を終わらせ、未来への戦争予防と平和の維持する道を言葉で整理し、

条約や法整備などの行動をしていく。

平和には意識レベルによる変革が必要

ホモサピエンス出現から30万年たっても、

今の人類は縄張り争いによる殺し合いを繰り返している現世界に

平和へと導くには意識的レベルの変革が必要になっている。

その反省による変革ポイントは

  • 相対的な敵味方の言葉が個々人の行為ではなく、
    国・民族・宗教・思想の持主と類似レッテル化して判断することを反省する

  • 過去、独裁者により、民衆は服従させられ、
    過激な武力により、敵対視された国民の殺害から戦争が始まった

  • その服従させられた兵士の殺害に対し武力抵抗することで、
    戦争は悲惨な復讐合戦へとより拡大し、終わりがなく続いてしまった

  • この敵味方の意識を、個々に命を殺す行為を敵とし
    殺さない行為を味方とするように変革する

  • 戦争における武力行為は平和への解決にはけしてならないと反省する

  • 共に生きるのが平和への意識であり、共に死ぬのが戦争への意識に改革していけば
    明日の平和な社会に一歩近づく

戦争の失敗なくして 平和の成功もなし

日本は第三次世界大戦における

多くの国民の犠牲を反省し、平和への道を築く道として

「安らかに眠って下さい

(戦争する)過ちは繰り返しませぬから」

その反省から、憲法9条が作られた。

第二章 戦争の放棄
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、

武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、

これを認めない。

RENUNCIATION OF WAR Article 9.
Aspiring sincerely to an international peace based on justice and order,

the Japanese people forever renounce war as a sovereign right of the nation

and the threat or use of force as means of settling international disputes.
In order to accomplish the aim of the preceding paragraph, land, sea,

and air forces, as well as other war potential, will never be maintained.

The right of belligerency of the state will not be recognized.

この憲法9条を制定してから、

日本は他国の戦争にも巻き込まれなくなり、平和の時代が77年も続いている。

だが、

他国の戦争から、第三次世界大戦にも巻き込まれそうになってきた現在

自国の法律だけでは平和の維持が危ぶまれてきた。

そのため、

特に、国連への働きかけが必要となっている。

例えば、

ロシアが国連決議されたウクライナからの即時撤退を実施しなければ、国連の加盟国から除外され、

実施すれば国連加盟に復帰可能になる

という制度を設けるような平和的アイデアが出てくるだろう。