- 急がば回れという諺は 非合理の智である
- 面倒くさいと思ったら、 その面倒なことにこそ 真の喜びと目的がある
- 急がば面倒くさき道歩め!
旅の真の目的は旅である
- 旅の目的地(世界一周・欧米・アジアなど)も、
旅の予算・手段(飛行機・車・徒歩など)も、
みな旅を形成する一部品である。
馬鹿げた手段にこそ、真の旅を意味を知れる
戦争の真の目的は平和である
- 平和を早く実現しようと武器をもって殺し合いの戦争を始めたり、終わらせようとするのは戦争のための戦争をするもので、終わることなき戦争状態になり愚の骨頂である
- 平和が目的ならば手段も平和であることが、殺し合わずゆっくりと戦うことを楽しみながら、不正の戦いを予防したり、ルールの元で勝負する平和を味わう生き方であろう
- 殺し合わない馬鹿の知こそ、殺し合う人の知より優れる
ゴルディアスの結び目は斬らず解け
- 国際問題がからむゴルディアスの結び目ができたとき、
それをほどくのが面倒だというので、斬ってしまうとき、
一時はうまくいくが、さらに、ゴルディアスの結び目は複雑に固くなり、斬るのも難しくなる
(殺す手段は復讐の連鎖のように問題が大きく絡みより難しくなる) - 面倒くさくても、一歩一歩ほどいて、平和への道を歩んでいくことが
再び、ゴルディアスの結び目ができた場合、学習し、より簡単にほどくことができるようにになる - 斬ったら、絡んだ糸をほどいたことにはならない
(死刑は問題解決にはけして繋がらない)
足るを知る
吾唯足知・・吾 唯 足るを知る /竜安寺 方丈 知足の蹲(つくばい)
- 自分に必要なモノだけで満足するのが、食べ過ぎて病気にならない健康の元である
- 自分の領土だけで他国を進攻したり、拡大せずに満足するのが平和のコツである
- 欲望に終わりはない。欲望を制し、節目をつけ、満足させるのが知である
- より大きく、より強く、より多くという比較ではなく、自分らしく、必要からの知こそ真なり
不知の智こそ妄信なし
- 真実を知ることはけしてないかもしれないが、
真実を求め、小智を積み重ねて、けしてあきらめないところに生きる意義がある - 真実を知ったとか、悟りを得たとかいうのは、
思い込みで自分を神仏にしたり、他を神仏にして服従してしまうことである - 不知の智とは、ソクラテスや荘子の由来から
「知らないとすることが知っていることであり、知っているとすることが実は知っていないことになる」という意である。
常に自由に平等に楽しく生きるには
- 何度も生まれ変わっても、真実を求めていくことが必要である。
悟ったり、他を悟った人とか、神だと信じてしまうと、
それは思い込みであり、妄信であると検知したほうが無難である。 - 常に完成、真実、恒久平和を求めても、その終わりがなく、そこに向かうのが
人間らしく生きることであり、幸せな人生を歩むことができる。 - 不知の智を根本にする。智は単に知るのではなく、道徳的に認識判断することである。
また知に日を入れると、年月日を超えて、
その中途である今日一日を一生として悟ることでもある