奇跡を創る

生まれることは時空間における新星誕生と同じく、その自我は奇跡である。

その人の今日一日もまた奇跡的な事実である。

今生きている自身の生活そのものが奇跡を創り出している。

その奇跡を自覚することが最も強く生き抜く力となる。

今日一日を生きる

  • 自身の細胞が日々新たになるように世界も常に新たになる
  • 自分の命のキラメキは広大な時空間を構成している。それは大小関係なくすれば確かなことである
  • 無から有は創れないが、その実は暗黒星雲から新星誕生する姿であり有無は表裏の関係で切り離せない
  • 我々の今日一日の煌めく生活が世界へ波動を起こしている
  • この煌めく行為なくして世界は動かない
  • 社会も国も、一人の煌めきの行為の集合体であるのだから、世界も歴史も、一個の人間の煌めきの生活から成り立っている
  • 一人では何もできないのではない、一人の行為が他人や他の生物鉱物を巻き込んで大きく世界を変えているのである
    それと同時に世界は一人を変えていく

生き抜くことを目標にする

  • 何のために生きるのか?
  • この問いこそが、青春の最大の悩みである
  • この問いは目的と手段が違うという迷題であり、
    生きるために生きるという矛盾パラドックスに陥る
  • 「何のため」と「生きる」とは目的と手段が同じであり、
    それを認めることがこの無限回廊から抜け出す道である
  • 自他ともにこの「生きるために生きている」という事実は
    自他共に生き抜く道が最も奇跡を創りだす生き方になっていく

挑む今日に奇跡の因あり

  • これまでのことにこだわらず
  • これからのことを憂えず
  • 今日これを挑む
  • それが奇跡を創り出すことである

感情は思い込みから
知恵は目的から生まれる

  • 喜怒哀楽の感情はその人がどんな思い込みをしているかによって生まれ違ってくる
  • そのため、感情を制するにはその者の思い込みを整理し直すことから始まる
  • 知恵はその人が何をしようとするのか
    その目的によって、その知恵の良し悪し生ずる

金儲けは幻想

  • 株やFXで金儲けをし、権力や地位が上がったかのように思ってしまうが
    今の増える金の妄想システムによって生じた富裕幻想である。
    本来、物々交換から生まれた貨幣システムは、自他の協力による共に生き抜く技術であった。
    それが、
    自他の協力とは真逆の、競争という正義のもと、権力と地位の奪い合いになり、
    勝った者が負けた者を支配する技術になっている
  • 今の貨幣システムは権力者が庶民を支配するために作られ
    貨幣から貨幣を作り出してしまう矛盾する理論を元にした妄想である。
    こうした権力と矛盾妄想から抜け出すには
    本来の物々交換した自他協力して生き抜く貨幣システムに切り替えていくことが必要であろう

バランス感覚を養う

  • 美しいものにはトゲがある
    美味いものには毒がある
    楽なもうけ話には罪がある
    奇跡信仰には詐欺がある
  • 食べ過ぎが肥満や病気に繋がるように、
    健康には食べ過ぎないような健康バランス感覚が必要である
    過ぎたるは及ばざるがごとし
    と昔から言い伝えられているのもバランス感覚による生き抜く知恵である

いろいろな欲望に対して、「足るを知る」のようなバランス感覚をもって
対処していくことは、常に奇跡な自分でいることの技術であろう

生きるか?死ぬか?

  • 迷意か定意か、惰性か決行か 病気か健康か、死ぬか生きるか?暗黒か奇跡か?
    どちらの道を行くか?
    その意志と行為が「生きる」と選ぶ時に奇跡は起こる
  • 生か死 その二者択一が運命の分かれ目である
  • それはダイエットにおいて顕著に表れる
    食べて病気か? 食べなくて健康か?
    知識という言い訳ではなく、健康への決断と実行が決めてである

生きると可能性

  • この世に絶対は無い様に死は絶対不可能なことであり、
    新陳代謝するこの世の生には可能性だけがあるといえる
  • どちらを信じるか
    どちらが真実か?
    古今東西の命の歴史が証明している
  • 自分を死んだことは自分では確認できない
    他人が他人の死を確認できるが自身の死は確認できない
  • 自身にとって確認できることは再生した自分だけである
  • 何もなくなるという死は幻想であり、
    生きていることを確認できることこそが奇跡なのである