生まれ変わる準備
それは死を待つ老人の家のようだ
生と死それは表裏で一体
マザーテレサは言う「私たちは多くのモノを貧しき者に与えているより、
多くのモノを貧しき者から与えられているのです」
最も小さい者の一人にしたのは、
わたしにしてくれたことなのである
マタイによる福音書25章40節
マザーテレサはこのイエスの
言葉を信じ、実践した
生まれ変わるとは
古い自我が消滅して新しい自我が誕生するということ
自我を形成するのは
5W1H
いつ When どこでWhere 誰がWho どちらにWhich 何をWhat 誰がWho どのようにHow
したんだ?Do
一人の生き死に様の生涯の姿である
マザーテレサの老人、孤児、ハンセン病の人たちを救う
死を待つ家の活動は
「救っていると同時に救われている」
それは
生死が繰り返す様に/救う者と救われる者/富む人と貧しき人
敵と味方、正と邪/神と悪、善と悪/自分と他人、剛柔
相対する関係も 昼夜のごとく入れ替わる
生まれ変わりも/自他の交替/自我の新陳代謝/新旧
時の流れ/命のサイクルであり、
旧我消滅/新我誕生/星の輝きのように
宇宙の命の有り様である
死を待つのはなく新しき生を待つ
死を待つ老人の家は新しき子の誕生を待つ家でもある
それ故に
看護される老人ホームから養育する赤子の保育園へと
意識転換して経営するとより自然な存在価値が出てくる
死を待つのはなく新しき生を待つ
そう意識転換して希望への笑みを持とう
生まれ変わる準備する人たち
死を待つ老人たちは
いわば
生きる若者たちの
縁の下の力持ちの役割を担っている