時間が一直線に無限に進んでいくという常識は本当だろうか?
人は想像してタイムトラベルができる。
それは何故だろうか?
時空間を超える変数次元は
変化する意識在る命の世界
命なき物体次元は4次元まで
命ある意識次元は変数次元
- 0次元は物体のエネルギーの世界であり、知覚されると有(存在)し、されないと無となる
- 1次元は一方向に無限に進みつづける世界、終始点を設定すると有限となる
- 2次元は平面の世界で、空間の一部を構成し、始点と終点は同じ点で結ばれる。
- 3次元は立体の世界で、それらも組み合わせにより多数の形が構成される空間であり、有限の世界である
- 4次元は1次元の時間と3次元の空間を合わせた時空間の世界であり、時間の設定によって、空間の形が変化する
- 変数次元は時空間を超えた5次元以上であるが、それは命ある意識の世界であり、変化し続ける世界であり、かつ、有無・生死を超えた不可思議・不悟であるが、限界を設定したときに、知覚、悟りが生じる。
タイムトラベルできる意識が命の世界
- 命なき物体における一方向に進む時間も、命ある意識において、未来過去現在をタイムトラベルできる
- 無限に感じる過去未来の時間も、今の一瞬の時間に閉じ込め、把握できる。一瞬一日一生も知覚できる
- 物体の形を持たないエネルギーは命の情熱、欲望、探求に当たり、身体の新陳代謝のように、古きものは消え、新しきものが生じる繰り返しが行われる
- 新しきものは物体の変化のような予測ができない奇跡が起こり続ける姿である
- 命あるものは、群れ社会として結ばれ、一つの種として知覚され、命全体は殺し殺され、食べ食べられるという生死を超えて繋がる命全体を一つとして把握される
生死も新陳代謝
身体の細胞が適切なサイクルで生まれ変わり、便や汗で老廃物を体外に排出する、これが新陳代謝。生まれ変わりのサイクルは、肌の細胞は28日、心臓は22日、胃腸は3日~7日、骨は2年など各部位によって決まっている。
さて、自我をもつ身体の生まれ変わりは???
身体全体は現在日本では80歳くらいで新陳代謝して生まれ変わると考えれば、物事がすんなりと受け入れられる。
執着しやすい自我はこの80年の一生の身体のことである。
人の自我も一つの細胞とすれば、時間の差こそあれ、新陳代謝して、生まれ変わるというのが自然の理であろう。
目標は新しき自分
- 目標は時間的には終点であり、空間的には到達点である。
目標を設定することから、始まりと終わり、出発と終点、失敗と成功が生まれる。 - 無限の自由などは無いと同じである。
限りあって初めて自由が生まれ、感じられる。
命に限りを設定すると、生死の境が生じる。死は生の終わりであり始まりでもある。
生は死の終わりであり、始まりでもある。 - 命の限りを一個の身体ではなく、他の生物と比べての人類とした場合、個々人の一回性の生死の限りは消え、人類としての生死の限りが生じる
- このように、限りをつけることは物事に名前をつけることもそうである。生まれた子供に名前を付けないと他との区別が難しくなるようなものである。
- 意識は命のエネルギー(情熱、欲望。探求など)を方向性の限りをつけて感じられるものである。
その方向性の限りから、さまざまな限りが創られて、生死や身体、精神、物体などが感じられるようになる。 - 目標は新しき自我誕生の出発点でもある。
- 目標は未来の自分であり、タイムトラベルして今の自分を変えられる
- 過去の自分にタイムトラベルして、反省すると今の自分を変えられる