自我の更新

自我の更新

命あるものは皆自我が更新されてている

人間だって同じだろう

人の心は変わらず

  • 1万年前の人の心も、現代の人の心も、
  • 愛し、探し、求めるものは変わらない
  • 幼き時と老いる時とも、求めるものは変わらないように
  • ただ姿、生活、社会が変わっていくだけである

人の心は自他より生じる

自は一人であり、他は多数である

だが、自は一人である故に他の1人を求める

自他はそれぞれ独自には存在できず、相対として存在する

自他は命の生死から生じる

  • 人の知情意は命の生と死の相対から生じる
  • それ故に、人の時間空間、情緒、思想もまた
  • 相対的に把握され、どちら一つの絶対的存在はあり得ない

相対的に存するということ

  • 目的と手段。上下。優劣。因果。多少。大小。長短。自他。善悪。美醜。老若。進退。早遅。純雑。
  • これらの本質は命の相対的構造生死から産まれる
  • この相対的価値は同じく平等として存在する
  • 人と社会が起こす問題はこの相対的価値を比較また不平等から起きる
  • 問題解決は命の生死構造の相対的同価値に帰納して演繹すればその糸口は見つかる

 

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食が命を制す

食が命を制す

食から飲も、身体も、心も、社会も、新たな命も産みだす

 

生きることは食から始まる

  • 動物の調教も食を以て指導する
  • 食は命の生死のやり取りである
  • 弱肉強食は見かけであって広い視野では共存である
  • 人間同士の争いも食の奪い合いだが、食を分かちあい共存する道を選べば争いは治まる
  • 自分の心身・意思・生活・仕事・生涯も食を得ることから産まれる

 

食べ物は毒にも薬にもなる

  • 食べ物の質(内容)によって、栄養にも、毒にも薬にもなる
  • 食べ物の量(食べ過ぎ・足りなさ)によって病気にも健康にもなる
  • 食べ方(生産・流通・調理・組み合わせ・順序・環境(自然・人間)によって争いにも平和にも、喜怒哀楽の心にも、迷信にも知恵にもなる
  • 食べ物を発展させると衣・住・農林水産業・様々な職業・都市・経済・政治・世界交流が生まれる

 

自分の生涯は自分の食を正すことから始めよう

  • どうやって食を得るか?
    食べ物をどう収穫生産・食べ物を買う金銭をどう得るか?
    他との共存共栄を意識して
  • 食べ物をどう調理・保存・分かちあい・次の食べ物の生産につなげるか
  • 食べ過ぎないか?足りないか?誰と食べるか?誰と分かちあうか?ダイエット(健康的な食事方)してるか? 栄養バランスは? 食べ合わせは? 食習慣は正常か?
  • 健康な食習慣を維持できる衣類・住宅をどう得、整理、修繕、新陳代謝させるか?
  • 健康な家族・グループ・社会に寄与できる衣食住・生活・仕事・思索をしているか?

 

世界・自分の諸問題は自分の食から見直せば解決への道が開ける

  • 世界の貧困と格差、戦争と内乱、民族宗教対立、気候変動環境の問題解決策は自分の食生活を見つめ、そこから、自分ができることを探っていくといいアイデアが出る
  • 自分が今何をしたらいいのか? 今後どのような生涯を過ごしたいか? それを知るにも自分の今の食生活を見直すと、その答えの糸口が見えてくる
  • 自由・平等・独立・愛・家族・社会・世界・生まれ変わる命の姿も、自分の食生活に隠されている。その観察から見直し、そして問題となる原因を見出し、訂正していけばきっと今の自他の問題を一歩解決への道が開ける

 

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生まれ変わり

生まれ変わり

今の自分だけが存在する

自分とは何か?

  • 自分を支える命、地球、太陽、銀河、宇宙そして、ミクロとして原子・電子・素粒子もみな明暗・陰陽・プラスマイナスで出来ている
  • 自分という意志・身心からなる存在も、小さな生死と言われる細胞は日々新陳代謝している
  • 生死を表裏にもつ命として自他の区別がつく自分という存在は小さくは今日一日の自分だけであり、大きくは一生涯である
  • よって、自分の生まれ変わりは小さくは毎日、大きくは一生涯に起きている

 

自分をどう捉えるか?

  • 他人は自分とともに存在する
  • 他人は小さく自分の一生涯以外の多くの他人であり
  • 大きくは他人は自分の昨日までの自分であり、
    明日からの幻の自分のことも含まれる
  • よって、自分が生まれ変わるとは小さくは他人に生まれ変わり、
    大きくは明日からの幻の自分である他人に生まれ変わる
  • 自己の魂が輪廻転生するというのは自分に執着してできた錯覚である
  • 神仏とは永遠に生きたいという自我の欲求が生み出した幻である

自分たらしめるものとは?

  • 挑戦する今の自分にこそ自分たらしめる
  • 過去の自分(他人)は事実となり、未来の自分(他人)は真実となり、今の自分(真の自己存在)に顕現する
  • 大小に生まれ変わる姿はまさに(死んでも)新たに生き続け努力し挑む姿である

 

他人存在もまた自分存在と同じである

  • 他人の過去も未来も幻であり、現在の他人だけが真に存在する
  • 他人である著名人・神仏は欲望・希望から生まれた幻である
  • 他人もまた別の他人に生まれ変わる
  • 今日一日生きている他人だけが真であり、信じることができる
  • 過去未来の他人また神仏は幻故に信じても裏切られるのが必然である
  • 現在の自他同志がともに努力している姿にこそ、社会は健全化する

 

 

 

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伝えるということ

それは命を伝えるということ

伝わるかどうかより
伝え方の方が重要

  • ユダヤ教のヤハヴェ・キリスト教のゴッド・イスラム教のアッラーは同じ神であるが呼び名が違うだけで争いの原因になる
  • 神話から宗教や芸術が生まれ、宗教から哲学が、哲学から科学・政治・経済が生まれたが、その何を信じるかで争いが起きている
  • 言葉と文字また芸術だけでは物事が正確には伝わらない
  • 伝え方・表現に思想や喜怒哀楽が生まれ、文化文明が花開いている
  • 宗教・哲学・科学・芸術もみな同じ真実を求めているがその姿は不可思議・不知であるが故に多様に信じてしまう

誰に何を伝えるのか?

  • 人に自分を伝える
  • 他人も自分も真実を知らない盲人である
  • 言葉と文字で信じる事を正確に伝えるには
    5W1Hが必要である
  • 自分が信じる世界の視野が狭いために
    事実の抜粋・誇張・歪曲・嘘・勘違いになりやすい
  • 言葉・文字・芸術的表現だけでなく、
    以心伝心も交えて、自分の生き方、
  • 生涯の姿を自分らしさの
    個性をもって伝えるのが効果的である
  • 他人とのコミュニケーションで共に
    真実を求めていくことが必要であろう

最も問題を拡大悲惨にするのは
 殺人・自殺という短絡的な暴力解決である

伝えるのは心身を合わせ持つ
  自分の命の生き様

児島 襄氏が 戦争を止めさせるためにはどうしたらいいでしょうか?

と質問したときに、いただいた色紙に、

「止矛是曰天兵」

矛(ほこ)を止めるのは是(これ)天兵(自然の力)なり

人の命は自然にお任せするのが最も効果的な解決策であるという意味だと思えた。

 

  • 死刑は疑似死刑で反省のチャンスを

  • 人を殺す武器は製造せずに殺意を止める武器に

  • 殺し合いは悲惨だが、スポーツ試合は楽しい

  • 自然は心身もつ命を生み出すことも、消すこともできるが
    人間は身体の命しか消すことしかできない

  • 自他の命は自然においてほとんど差がない

 

 

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恩送り

1.恩送り

心は過行く時の如く

2.恩と愛と感謝の心

 

そこには上下・多少関係がある

3.恩返しが模範だが

・一対一の上下・多少関係により恩返し・感謝返し・愛返しが強要になりやすい

・自由・平等関係による恩返し・感謝返し・愛返しは恩送り・感謝送り・愛送りになる

 

4.なぜ恩送りなのか?

  • 人は生まれながらにして不自由不平等である

  • 人は心のない物体のように作用反作用は不可能である

  • 心ある人は恩送り・感謝送り・愛送りによって自分らしく、自由平等を他に広げられる

5.命も恩も薪の炎の如く

 

薪火相伝(しんかそうでん)

指窮於為薪 火傳也 不知其盡也

       ー荘子:養生主第三ー

⇒現代訳

指は薪を為(すす)むるに窮するも、火は伝わる。
その尽くるを知らざるなり

⇒直訳

指で薪をおしすすめて火をたくが、
それをすることができなくなっても、火はつづいていく。
火がまったく無くなることはない

 

・恩の心は命の炎に譬えることができる

・人の身体は薪のように燃え尽きてしまうが

・人の心は薪の炎のように 新しい薪に燃え伝わり続けていく

・「親孝行したい時に親はなし」の諺のように親への恩返しは難しい

・恩は親から子、子から孫へと延々と続くように

 恩送りが命の持続力になる

・人の大事な心である愛も感謝も返すのではなく

 送ることが命の炎を伝え燃え続けられる 

 

 

 

 

 

 

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