店賃消費税8%で経営難に

昨日店の大家から

消費税8%UPと3年ごとの更新料の請求がきた

契約したのは10数年前で

消費税も3年ごとの更新料もなかった

一方 二年前から当店は大幅の値下げを実施して経営を改善してきた

現在 赤字続きで もちろん経営者の私は無給で 元金がここ1年でそこをつく状態である

それに加えて 消費税8%に合わせて 突然の店賃アップと更新料請求で もうピンチにたった。

 

実際  この店の経営は無給のボランティアよりひどく お金を出して働かせてもらう状態だ

そしてさらに店賃の値上げで すっかりやる気を失ってしまった。

 

笹塚十号通り商店街の通行量は多いが お客の数が多いわけではない

いつシャッター通り商店街になってもおかしくない状況で

ほとんどの店が赤字経営であり、店の交替も激しい

やっていける商店は地主また店の持ち主だけで うちのような借り人では経営が難しい

 

高松丸亀商店街のように 商店街が地主から借り受け 商店の種類を振り分ける方法しか 生き残る方法はない

不動産価格も給与も物価も下がっており シャッター通り商店街も増えている時代に

単に消費税8%そして来年10月に消費税10%に合わせて便乗値上げするようでは商店街は死んでしまうだろう

アベノミクスで 景気がいいのは 株や 外為という金融市場と 輸出大手企業だけであり

商店街の個人商店は廃業するしか道がなくなってきているように思える

 

うちの店を親から引き継ぐ時も 友人にリサイクルショップをさせている時も

ただ店賃を払うためだけに経営していたし 今もそう経営している

この賃上げの機会に 店をたたむ方向に舵をとることにした。

 

老人になっている親がどうして赤字続きの店を続けているのか不思議だった

苦労して働かなくても アパート収入で充分暮らしていけるし

店の売り上げ減少で 悩むこともなかったはずだ。

 

もう亡くなった両親に 今言ってあげたい

「もう店をやめて 田舎でのんびり暮らしたら!」

 

 

 

 

 

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