氷点下30度のモンゴルの旅の復習を終えて、
やっと、我が心に 春を迎える気分になった。
畑に梅の花が咲き、昨年漬けた梅干しもまだ残っている。
昨年の陸稲は全滅した。
植え換えた陸稲は育って、稲穂をなったが、種籾の実は空洞で、明日の命のバトンをすることが出来なかった。
その理由は肥料をあげなかったと、コメ農家に教えてもらった。
農協から20キロもの種籾を買い、昨日届いた。
この陸稲との自然農法の格闘はもう7年目を迎える。
今年が一番の蕎麦と陸稲の成長バランス作戦を4月から実施する。
どうして古代小麦は簡単に育つのに
何度もやっても失敗する陸稲にこだわり、挑戦するのか?
それはどうも日本人としての食への遺伝的な希望のようなもののようだ。
海外の旅で気付いたことは その問題の核心に コミュニケーション技術が必要だということだ。
人と人を結ぶのは難しい。
農と農を結ぶのは植物自身がするので、優しいのではないか?
農コミュニケーション!
自然コミュニケーション!
農に自然に、国境も 老若男女も、政治も宗教もない!
大橋教授のいう
グリーン ツーリズム
そこに、
明日の グリーン コミュニケーション
それが次の命のバトンのキーワードになるかもしれない?