命をつなぐマグネシウム耕作循環社会

 狩猟採取社会から農耕社会で食料を安定的に確保できた。今や、電気などのエネルギーを石油やウランを採取する世界から、海水とマグネシウムを使って、電気を造り、太陽光で元のマグネシウムに還元するという、まさにエネルギーを耕作するかのような世界に大きく文明が動き出した。

夢の扉

 マグネシウムは地球上で8番目に多い元素、その量は海の中だけで1800兆トンもあり、海に囲まれた日本には自給できる素材であり、また、集めた太陽熱で発電が終わった酸化マグネシウムを元のマグネシウムにリサイクルできるので、採取型のエネルギーではなく、太陽光を使った耕作循環型エネルギーであるといえる。

 砂漠を緑化して食料を生産するのではなく、砂漠に降り注ぐ太陽熱で電気を生産し運搬するのである。その方法は7つある

1.太陽熱で、水を水蒸気にして、蒸気タービン発電する(効率30%)
2.太陽熱で、空気か気体を加熱して、ガスタービン発電(効率45%)
3.現地にものつくりコンビナートを誘致して生産拠点とする(電気料金無料)
4.発電した電力を、長距離送電して国内に運搬(近いEU諸国)
5.発電した電力で水を分解、水素をつくり、国内に運搬(危険、効率悪)
6.発電した電力でアルミニウムを精錬、運搬、材料として、燃料電池材として発電
7.太陽熱でマグネシウム(亜鉛でも可)を精錬、国内に運搬、材料として、燃料電池材として発電

 5番目の水を分解して水素を造ると危険だが、酸水素を造れば、安全で効率は上がる。そして、7番目はリチウム電池の5倍以上の発電が可能であるマグネシウム電池が可能になったのは、燃えないマグネシウム合金を発明したことだ。

 もう採取型エネルギー世界から耕作循環エネルギー世界への文明開化は始まったのである。太陽光と海水はまさに命の源であるように、そこからエネルギーを取り出していくことは命の文化が開花する第一歩になってくるだろう。

 

カテゴリー: 徒然草, 社会問題 パーマリンク