明治7年ハムレットが日本に初めて紹介された時はワーグマン発行のこの諷刺マンガ誌であった。
“To be, or not to be : that is the question.”
「アリマス、アリマセン、アレ ワ ナンデスカ: モシ、モット ダイジョウブ アタマ ナカ、イタイ アリマス」、そして最後の締めは「アナタ サヨナラ、 ソシテ テ ポンポン」といったなんとも珍妙な翻訳であった。
矢田部良吉・・・・ながらふべきか、しかしまた、ながらふべきにあらざるか これが試案のしどころぞ
坪内逍遥・・・・・世に在る、世に在らぬ、それが疑問ぢゃ
久米正雄・・・・・生か死か、それが問題だ
福田恆存・・・・・生か、死か、それが疑問だ
河合祥一郎・・・生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ
小田島雄志・・・このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ
松岡和子・・・・生きてとどまるか、消えてなくなるか、それが問題だ
現在もっとも名訳とされているのが・・
であるが、これをさらに大阪弁で訳したのには舌を巻いた
ha2ga2o8 やったろか~↗、あかんか~↘、ほな~、どないしょ~↗
どうもこの関西弁訳をしたのはソクラテスの弁明 を関西弁訳した 北口裕康 ではないかと想像するが? はて?
とまあ・・to be is to do を探っていく前置きto be, or not to be がこんなに長くなってしまった。