奪い合う貨幣から 分かち合う貨幣へ

貨幣とはこの世にあるすべての商品やサービスそして権利を

交換しあうためにつけた値札である

しかし

現在 値札を取り合うゲームが主流になった金融経済が9割を占めている。

発行された値札で地球が10球買えるほどである。

貨幣が世界で採用されてから

世界の経済生活は豊かになった一方で

所得格差も大きくなり 富める人と貧する人の差は大きくなり

極すれば貨幣を得た人だけが生き残り、貨幣を失った人は死なねばならない

それが現実世界となっている

自由市場はまさに殺すか殺されるかの戦争状態であり

そうした市場競争が発展させた経済技術は

いわば 戦争技術であり 核爆弾 細菌兵器 大量殺戮兵器のようなものであり

原発技術は電気を作る一方 放射性廃棄物を作り

金融商品は貨幣から貨幣を大量に増やす一方 大量に減らす

それは強い人間だけが生き残り 弱い人間は死なねばならない運命へと導く。

貨幣は基本的に今ある商品サービス権利の分配法である。

自然法がともに人類が生き残る道を示すように

自然法に則した貨幣法は自ずと 世界の貨幣をどう分配したらいいのかも照らしている。

奪い合う貨幣から分かち合う貨幣経済文化への転換の時期がきている

 

 

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