宗教がその教祖を神の子と信徒が思いこむことで多くの苦難が生まれるように
お金があればなんでも買える なんでもできると思いこむことで多くの問題が起きる。
そもそもお金は商品の値札つまり物価にすぎない
物価は市場やオークションそして為替相場のように 売り手と買い手の言い値(需要と供給)の中間で決まる。
需要と供給の関係は商品と貨幣発行額にも言えて
各国通貨は金融商品であるから 日銀が円の供給をに増やせば円安になる
ジンバブエのように無制限に大量に発行すれば国内はハイパーインフレとなり 外貨との交換はできないので紙くずとなる
現安倍政権がデフレ脱却するために物価を2%上げるまで 円の発行を無制限にしようとした結果はどうなっただろうか?
もちろん円安 そして物価だが 株だけが高くなったが 一般消費物価はほとんど変わらなかった。
そして 無理矢理 消費税を5%から8%に3%アップして 物価を3%あげたが 景気は好転しないでいる。
日本とジンバブエの貨幣発行の差は日本は国債や株などの金融商品を買う対価であるが
ジンバブエは国策需要である実体商品やサービスに対する対価である
この点が大きく違い、日本では金融商品市場が大きく変わり ジンバブエは実体経済が大きく変わったといえる。
金融商品とは商品とは関係なく 金で金を生み出すギャンブルである
投資はゲームの掛け金であり、損得は勝負結果である。
金融市場と実体経済市場比率は9:1と言われており、人類がもし一つの家族だとしたら
親父の収入の9割はギャンブルで消え、残り1割で母親が家計をやりくりして苦労しているようなものだ。
お金の原点に戻って 平和に暮らしてみようではないか!
お金のない部族では親父たちが採ってきた獲物を部族全員で平等に分けて平和に暮らしている
その場合のお金とは獲物を平等に分ける引換券のようなものである。
獲物が少なければ引換券は少なく 獲物が多ければ多くなる。
獲物の数に合わせたお金が発行され、部族民には平等にお金が配られ 獲物と交換できる。
物価は獲物の量とお金の発行額に合わせて変化するので 生産と消費の関係ではなくなる
もし部族の需要がなければ生産もしないので、それは受注生産ということで 金儲けのための無駄な生産もしない。
食べる分だけの獲物をとればいいので 無駄な殺生をして 動物を絶滅はさせることはしない。
これからのお金を
世界の商品とサービスの量だけのお金を発行し、ギャンブルを控え
それを全人類が平等に分配していく
そして よりよく生きるのに必要以上の生産をしないで 地球環境を守っていく道が見えてくるだろう。