たいそう昔から私は寝て考えるくせがある
寝る前に「問題を頭に入れる」と 翌朝起きると「その解決策が出てくる」!
まるで解決機械のようなものが 睡眠である。
ちなみに 問題が大きすぎて 死にたくなったら
死なずに寝れば解決策がでてくるので 死なない方がよい 死んだら問題をさらに大きくしてしまう。
昨夜問題を与えないのに 普段から疑問に思っているせいか答えが出てきた
残虐な事件で 「極悪人が その者をおまえが殺さねばおまえを殺す!」として
次々に被害者が被害者を殺し 悪の連鎖が出てくる。
もしあなたがその被害者であったならば どういう態度に出るだろうか?
映画のように
仲間を殺そうとしながら 命じた極悪人を殺すのがスッキリとした答えだが
これは正当防衛の一種にすぎない。
もしそれが失敗したら すぐに殺されるのが落ちである。
ではどのように自分の命を守るのか?
ガンジーの無抵抗主義には多くの犠牲者が出たが まったく犠牲者がでない方法はないものか?
戦争も極悪政府の殺人命令のようなもので 兵隊は殺される危険が大きいのである。
「嘘も方便」という法話がある
映画「雨あがる」で 「何をしたというより 何のためにそれをしたのか それが大事 ぼんくらには解りますまい!」
も同じ意味である。
逆らえば殺される命令には 自分の命を守るために大いに嘘をついて従うのが一番である
つまり
中間を殺す命令を快く引き受け 実際はその中間を救ってしまう
命じた極悪人には まんまと逃げられましたとか、 銃が壊れていましたとか嘘をつけばよい。
極悪人とはオーム教祖のような いわば被害妄想患者みたいなもので 妄想という嘘で人殺しさせるようなものだ
そうした妄想患者には同じような妄想つまり嘘で応対して 相手をなだめて 自分も相手も極悪人の命さえも守る方法がいいだろう。
だが
相手を救う嘘でなく 相手を殺すための嘘だったら 極悪人以上の最悪人であろう。
ともあれ
自分の命を守るには どんな極悪人でも殺さず 人を救う嘘は大いにつけ
である。