株式会社からNPO法人へ

ブログはすぐに書けるが、テレビ放送はかなりの準備が必要だ。

しかも、ライブとなると、予定は役にたたなくなるが。その分メッセージ性が高くなる。

第1回に放送のテーマがライブ中に決まったので、そのための資料をまったく用意していなかった。

それで、事後報告する必要があるかもしれない。

「人は愛とお金がないと生きられない。それは人が心と体を持っているからである。

この愛とお金は2種あって、

 「奪い合いの愛と金」

 「分かち合いの愛と金」

 である。今の時代は「奪い合い」が主流であるため、戦争と飢餓が蔓延している。

 これからは「分かち合い」の愛とお金が主流になることが必要である。

 その具体的方法をみんなで模索していこうとしている。

第2回をお金とは何か?を時間切れで、途中で終わってしまったが、実はまだその答えが出ていない、やはり模索中である。

その模索を1つ加えておきたい。

1,金利をゼロにすると・・・

 世界の金融法がもし「金利はすべてゼロにしなければならない」としたら、株が大きな変化する。

A:今のお金はすべて世界共通の債権である

 世界中の国が中央銀行制度を導入しているため、各国が国債を発行することによって、お金が創られることになった。

 つまり、個人、企業、国公団体が借金する総額が世界のお金の生産流通額になっている。各国の紙幣はその債権をいつでも交換できる保証(法律)に過ぎない。

 それは、お金とは金でも、銀行券でも、紙幣でもコインでもないことをいう。

B:株も債権の一種である

 株はお金を貸すが、返却しなくてもいいものである。

 しかし、返済しなくてもいいが、その抵当権(会社の所有権)をもらうというものである。

C:金利をゼロにすると

 金儲け・マネーギャンブルが衰退する。

 投資銀行は衰退し、商業銀行が金利ではなく、お金の貸し借りの手数料だけで営業することになる。

 株は、金利ゼロでいくらでも企業が銀行で借りることができるので、株式による資金繰りは必要なくなる。

 そのため、会社の所有権は株主ではなく、経営者に移動する。

 D;株式会社はみなNPO法人になる

 金利を求める投資銀行は崩壊し、利潤を求める株式会社も崩壊し、

 金利も利潤も求めないNPO法人がすべての会社の主流になる。

 NPO法人の目的は利潤ではなく、社会的貢献である。

 つまり、企業はいかにお金を儲けるのではなく、いかに社会的貢献をするかがその価値観になっていく。

そのため、NPO法人を解散すると、

 その財産は公共団体のものになると規定されている。会社を私的利潤で起こしたり、つぶすことはできなくなるのである。

この話を第2回のテレビ放送でしたいと思う。

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