殺されれば殺せないのも事実

家族で久しぶりに100円寿司を腹いっぱい食べたので

ダイエット中の私は肥ると思ったが、逆に痩せてびっくり!

その夜 不思議な夢を見た

始めて入社してすぐ 社長からドル札の束をいくらでも持っていっていいというので
全部もっていくと他の社員の分が無くなるので 3分の1ほど車で持っていったら
なんとドル札をもらえなかった数人の社員が付いてきて車の乗り込む
私が持ってきたドル札束をその数人で分けるためだ
私は公平に分けなくてもよく、どう分けるかは私が自由に決められるという
「どうして最初から公平に分けないのですか?」
社員はただ笑い
「それがルールだから」という

そして夢は暗転し
戦争では
殺さねば殺される(殺さねば生きられない)
という状況だが
なんとその現実は逆の矛盾を含んでいる
殺されれば殺せない
戦争の目的は敵を殺して倒すことで自分が殺されないためではない

この矛盾を解決するには
殺されないようにするには敵を殺さないことだ
つまり
戦争の本当の目的は敵を殺すことではなく敵を撃退屈服させることだ
敵を殺してしまえば敵を屈服させることはできない
社会は
自分一人では生きていけないから
他人に生かされて生きている
他人を生かして自分も生きられる
つまり
戦争で 敵を殺しても敵に殺されても 社会は崩壊してしまう
どんな戦争であれ 社会も自分の命を守るには
相手を生かして生き、相手に生かされて生きることだ
力の差があったとしても、けして 敵を殺しても敵から殺されてもならないことだ

では一体 新入社員のドル札束と戦争にはどういう夢の関係があったのだろうか?
給与は公平に分け合うのではなく、
多くの給与を受け取った者は受け取らなかった者に分け与えなければならない
このルールは
強い者は弱い者を守ってこそ社会は存続できるということだ
戦争では一番強い者が勝ち 多くの財宝を得ることができるが
その勝ち取った財宝は負けた者と分かち合わねばならない
弱い敵を殺したら 敵を屈服させることも、富を敵に分け与えることもできない
つまり
戦争においてはけして敵を殺しても味方が殺されてもならない
たとえ正当防衛であっても 相手をけして殺してはいけない
自分も味方も殺されないためには敵を殺さないことだ

 

生かして生かされる

生かされて生きている

それが戦争でも平和でも 厳然とした事実である

 

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