公園とベイシックインカムと新基軸通貨

公園

ホームレスがなぜ公園に集まってくるのだろう?
そこが一番暮らしやすいからだろう。
公園に自由に家が建てられ
畑を作れ
電気も水も無料で使える

なぜ都会の公園に家族が集まってくるのだろう?
そこに雨風が防げ
自然の優しさがあるからだろう。
そこは自由なWi-Fi
自由な携帯やパソコンの充電もでき
子供の遊び場や大人のダイエット運動場もあり
そこで実った果物を自由に食べられ
穀物や野菜も収穫 料理して
みんなでバーベキューしたりして食べられる

これらが全部 無料であったら
ホームレスは居ついてしまい
先着順 強い者支配になり、
誰でもが平等に使えなくなるし、
公園は汚く 戦争が絶えない 紛争地帯になるだろう!

だが 有料であったならば
見事に管理され 公園は常に美しく 活気ある場になるだろう。
それが現代社会である。
有料は貨幣制度の適用であり、
より多くの貨幣を持つものが より強い者になり、
その公園は金持ちしか使えなくなり
平等に仲良く使えなくなる。

ベイシックインカム

この貨幣制度に もしベイシックインカムを導入したらどうなるだろう。

公園を使う者全員に平等に貨幣を分配するのである。
貨幣の持ち分がみな同じくらいなら
その使用も同じくらい使えることになり、
より平等に使えることになる!

貨幣が支配する世界を
より平等に
より仲良く
より平和で 美しい
世界にするには
世界にベイシックインカムは必要不可欠なのである!

新基軸通貨

このような公園は国として大きく観ることはできる。

貨幣は国や加盟国が特定する中央銀行で発行されるが

それぞれの貨幣価値は毎分変わる株価のように

それらの売買交換で決まってくる。

世界共通時刻のようなロンドンのビックベンの経度をゼロとするような起点も

商品が何にでも使えるようなジス規格のようなものもない。

ひと昔前は金本位制があり、

金1グラムが1ドルであり、1円という基準があったが

そこに何のポリシーも 何の知恵もないので

最も強い 武力大国のアメリカ1ドルが世界の基軸通貨となった。

だが、そのアメリカの経済は安定も、 武力で世界を制することはできなくなっているので、

金同様に ドル本位制も 世界の基軸通貨とはいえなくなっている。

 

新たに世界の基軸通貨としてのポリシーや規格 概念が必要になっている。

その貨幣の新基軸通貨の尺度として

各国また加盟国の国民一人のひと月のベイシックインカム 最低生活保障額を例えば 1  ベイシックとすることができる。

日本のベイシックインカムとして、月20万円としたら、それは1ベイシックであり、

アメリカのベイシックインカムが月2000ドルなら それが 1ベイシックとなる。

 

公園で無料で誰でもが 平等に楽しめることと

その国で安心して暮らせることにもつながり、

世界中の人の命を守る貨幣というポリシーと基準が世界意識で芽生えることになる。

各国でのベイシックインカム実現は困難かもしれないが

世界の貨幣制度が世界中の人の命を守るためのものであるという意識が生まれれば

次々とベイシックインカムを実現し 平和で暮らしやすい国々が出てくるだろう。

 

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