残された時間が限られてきたとき、
「いったい(俺は)何をやったらいいのか?」
と、問う。
10代の時は
残された時間など想像さえもできなかったし、永遠に未来が続くことへの不安感さえあった
その時はこう問いた。
「いかに生きるべきか?」
この問いは年老いても、若くても 同じ問いであることに気が付いた
「(この俺は)いったい何をすればいいのか?」
意識の五次元の世界で考えると、
問題は自己存在である。スイッチONが自己存在あり、スイッチOFFが自己存在なし。
朝、目が覚め、寝床の温もりから寒い世界に起きる気力がなかなか出ない時、
勇気という気合をかける!
「ヨシ!(起きるぞ)」
この気合のような勇気が、自己存在スイッチONになり、体中に火花が走る。
まるで 爆発したような 花火があがったような ドーンという音さえ聞こえそうだ。
いつものことをやろうとするが・・
それではちっとも面白くない、昨日と同じことをしたら、まさにマンネリで、惰性に生きるようなもので、自己存在という自己エネルギーが出てこない。
それに、自分がそれをしなくても、この社会、この世界には何も関係ないし、あったとしても、自分でなくてもできることばかりである。こういう状態は、他人まかせ・・他人依存症・・だ。
人は30億の遺伝子ゲノム情報でできており、そのうち個人を特定できるゲノムは500万であり、600分の1であり、そう他人との差がない。
だが、自己を構成する600分の1でも、自分の存在例えば容姿、病気、肥満などのすべて遺伝情報で決まってしまうものではなく、親や自分が食べているもののホルモンでも違ってくるし、また、体内の微生物によっても性格や行動が変わってくることが解ってきている。
自己の運命はゲノムで決まってしまうものでもなく、「自分が何を食べ、何をするか?」で決めることだってできる。
つまり、自己存在を明確化するのは、2つあり、
1.自分が置かれた今の状況・・どんな人生だったか、どんな家族、どんな友人を持っているか?
2.これから自分が何をするか・・残された時間と日々の思索と行動は?
それは
「今、自分しかできないこと」(他人ではそれをけしてできないこと)をやることだ。
自分がこれまでの人生は自分でしかできなかった。
これから自分がやることも自分しかできないことを選んだら・・
そう多くはない、選び決定づけることができる。
「今の自分しかできないことをやる」
それが、自己存在を勇気スイッチでON(輝かせる)することであろう。