陸稲作の困難さ

稲が15センチばかり育ったあと、10日間、畑を放置し、草刈りを怠ったけっかは、9割が雑草に、1割が稲になり、辛うじて稲はいきのこっていた。

その稲を救出するためには、通常の草刈りはできない。大きく繁茂したざっそうのかげに、成長を阻害され、小さく、今にも消えゆく運命の稲は息絶え絶えにいるからである。

つまり、通常の草刈りをしたら、全く稲も一緒に刈り取ってしまい、もとの大地に戻すしかなくなり、今年は稲作をあきらめ、来年に再挑戦するしかない。

だが、ピンチはチャンスにもなるのが、自然と人類の間にある知恵と愛という奇跡の技である。

雑草と稲を根っ子ごと全部抜き取り、1割の稲を一本一本救出し、それを水に浸し、苗として、まっさらになった畑に、植え込もうとした。

8月中旬になってからの田植えならぬ畑植えである。

この作業、気が遠くなるはどの手間と時間がかかる。全部はとても無理だが、自分ができるまでの稲救出作業を楽しむしか道がないようだ。

来年は失敗の手間も考え、稲と麦は二毛作せず、しかも60坪ずつの一毛作の稲麦専用畑のして、他は野菜に切り替えよう。

陸稲は6年目の挑戦だが、実に難しい

水田ができる土地を持っていたら、それは実に幸運なことである。

雑草対策が陸稲よりもずっと楽だからである。

 

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