平和運動14/非暴力闘争が武力戦争より 今や効果的

実行力のある非暴力行動の秘訣

 

 

非暴力行動とはデモやストライキを戦力的に行うことで暴力を使わずに腐敗した政府や軍事勢力などを倒すことである。

2000年ユーゴスラビアのミロシェビッチ大統領を退陣に追い込んだり、

2011年、30年続いた強権政府のムバラク大統領を退陣終わらせたりして、世界各地で成功をおさめた。

その秘訣を、ソビエト侵攻の半年前にアフガニスタンで生まれたジャミラ・ラキーブはTEDで語っている。

その戦争体験から、「人は危機にさらされても すぐ降参しない」ということを学んだ。

国が占領され 人剣が侵害され 屈辱を受ける、そうした紛争では反撃するための強力な手段が必要である。

防衛手段が破壊的で恐ろしくても、それが唯一の選択肢なら 人は行使する。そんな「暴力はダメ」と言っても戦争は止められない。

では どうすれば、暴力と同じくらい有効な手段を示すことができるのか?

非暴力運動といえば、ガンディやキング牧師よりも前から知られていた。女性 マイノリティー 労働者 性的少数者 市民の環境保護活動などの権利は自分を犠牲にして戦った人々が勝ち取ったものだが、戦術としての非暴力闘争は広く誤解されている。

「抗議行動に出たが逮捕され 潰されてしまった」とか、だが 抗議行動と非暴力闘争は同じではない。

抗議行動は 変革を求める手段にはなるけど、それだけでは変革を生み出せない。一方、非暴力闘争は敵に打撃を与えられ、敵の存続に必要なものが機能しなくなるようしむけられる。

例えば 兵士の離脱を促し 軍を無力化させたり、ストライキで経済を混乱させ 新たなメディアでプロパガンダに対抗するなど 多くの方法がある。

政治学者ジーン・シャープは198の戦術があると言っている。抗議デモはその一つにすぎない。

グアテマラは 何年も元軍人の腐敗した政治家に支配されていた。国民はなすすべがないと思っていた。

きっかけは12人の市民がSNSで #REUNCIA YA と呼びかけたのです。

「中央広場に集まろう ”辞任しろ”と書いたプラカードを持って」

集まったのは なんと3万人 抗議デモは国中に広がった。デモの主催者は 役所に卵を何百個も届け、メッセージを残した。

「腐敗したやつが政治家になるのを止められない ”タマなに”にタマを貸してやる」

それでも辞任を拒否する大統領をみて、全国規模のストライキ、首都だけでも400の企業や学校が業務を停止し、国中で幹線道路を封鎖した。数日後 大統領は 政府関係者とともに辞任した。

非暴力で闘うには創造性と勇気が必要で、例えば、ウガンダでは活動家がブタを道に放ちました。ブタはシンボルカラーで塗られ、帽子をかぶっている 大統領とそっくり。活動家はマスコミに注目されるけど 戦略がないと 活動は効力を発揮しない。

戦略なにに戦地に行く軍隊はない。でも非暴力闘争の多くが戦略を持たない。非暴力闘争は戦争と同じくらい複雑である。参加者は訓練が必要だし、リーダーは戦略を練らねばならない。

武器を使った戦いは 数千年かけて改良され、膨大な資金と 人類最高の頭脳を使っているが、一方 非暴力闘争は めったに研究されない。非暴力闘争の指導者は世界に数十人しかいないのです。従来のやり方では紛争に対処できないほど、今は危機的状況。

米政府はイスラム国との戦いが こう着状態どと認めた。でも民衆は 暴力を使わずに 立ち向かい、

2014年 イラクのモスルを占拠したイスラム国は過激な思想を学校で教えようとした。始業式の日 学校に来た生徒は ゼロ、親が登校させなかったのです。「洗脳されるくらいなら家で勉強させる」と。

これは一つの町で起きた一つの抵抗にすぎないが、これば 他のさまざまな抵抗運動と連携したら?

親たちのボイコットがイスラム国に必要な資源を断ち切る戦略の一部だったら?

それは 食料を生産する労働者や石油精製に必要な技術者 メヂアインフラ 交通システムなど イスラム国が依存するものを切り離す戦略だとしたら 非暴力でイスラム国を倒すなんて信じがたいだろうか?

今や 紛争に直面した際の選択肢を見直すときが来ている。

人間のニーズに合わせて システムやテクノロジーを改良してきたように 非暴力闘争が どうすれば機能するのか もっと学ぼう。そうすれば 戦争の代わりに 非暴力闘争が利用されるようになり、

より効果的な武器の発明とともに 弓矢が使われなくなったように 暴力は放棄される。

非暴力闘争を 戦争より強力なものにして 暴力を時代遅れなものにする。人類にとっての最も大きな希望はそこにある。

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目には目を歯には歯

暴力には暴力

核には核

軍隊には軍隊

 

そういう時代はもう時代遅れで、今の世界、武力戦争は正当防衛や仇討ちを延々と繰り返すような悪循環に陥ることを数千年の歴史がそれを証明している。

日本の武道も、剣を捨てた柔道や 攻撃をしない合気道のように、スポーツ、柔道整復のような骨接ぎ医療に変化した・

武力戦争から武器を使わない非暴力闘争の流れは 柔よく剛を制すような柔道や 互いに傷つけないルールのオリンピック競技に、またより互いに理解しあえるような 医療などの文化交流になってきている。

北朝鮮はまさに時代遅れの「核ミサイルには核ミサイル」という防衛戦争をしかけており、それを北朝鮮国民が止められない状況下において、関係国がなす非暴力運動の選択肢はたくさん方法がある。

けして残酷な過去の武力戦争という手段をとって、延々と終わらない戦争の悪循環に陥らないような非暴力運動を提案したいものである。

非暴力闘争には今198の選択肢が研究されている。もっと研究して、今の北朝鮮問題にもっとも合うような処方箋がきっと見つかるだろう。

 

目には目ではなく

歯には歯ではなく

 

暴力には非暴力

核には非核

軍隊には非軍隊

 

創造力と勇気を持てば

その選択肢はいくらでも出てくる。

 

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