「硬い殻で覆われてもいないのに、なぜ他の生き物に捕食されないのか。
毒を持つナマコもいますが、食べても栄養価が低いのが大きな理由です。
ナマコは体重の6割を皮が占め、筋肉は体重比わずか7%。皮の中には極小の骨が何千万個も入っており、まさに骨と皮だけです。
さらに、ナマコは体を軟らかくしたり硬くしたりする際、「キャッチ結合組織」と呼ばれる細胞組織を使います。
これは筋肉を使って姿勢を維持する場合と比べてエネルギー消費量が100分の1で済みます。
そのため、ナマコは海底の砂に含まれるわずかな有機物を食べるだけで生きられるのです。
徹底的に省エネ化することで食べるものに困らず、食われもしない「ナマコ天国」を作り上げたのです」
本川達雄 東工大名誉教授 で、10年前からボランティアで、小中高の学校へ 出前授業をしている。
教科書に、本川達雄氏が書かれた国語の教科書があるからだ。著者として顔出しにいくというものだ。
自作の歌も作って歌っているというので、
どんな歌かと思いきや、「手はどうして平べったいのか?」という歌だった。
それは動画の3/3で聞ける。
小学生向きの歌なので、大人向きだったら、
気楽にいこう・のんびりいこう
という歌の最後に
車はガソリンで走るものです
それを
石油のコマーシャルには悪いが
旅は 車もガソリンがなくても 自分の足で歩けばもっと楽しいもの
人も ナマコのように生きれば きっと天国ですよ。
世界に一つだけの花
の歌詞を追加して、
金儲けばっかりして、
忙しく生きるより
ナマコのように
省エネして
ぐ~たら ぼんくら
のほほんと 生きたらいい