昨年、ダイエットして、8キロやせたが、それ以上やせることができなくなり、いわば、停滞期に入ったのだ。半年が過ぎて、リバウンドした。1ヶ月ばかりで、2キロリバウンドすると、子どもから攻められた。
そこで、当初のごはん半分にして、8キロやせた方法ではこの停滞期・リバウンドを脱却できないので、思いっきり、次の方針をもった。
「食べないで、運動する」
いわば、絶食して、運動ばかりすれば必ずやせることは確かである。理論上は正しいのだが、実際には無理である。でも、やれるだけのことはやるようにした。
その結果、一日の摂取カロリーを運動カロリーを引いて、1200に押さえた、ダイエット料理になった。ごはんや麺類や甘い菓子類はカロリーが高いので、それらの摂取を少なくしていったら、1ヶ月で、3キロやせた。結局、停滞期を脱出して、さらに、1キロやせたことになった。
この経験から、目の前の大きな壁があったとき、それをぶち壊すには、一点集中し、無理だと思えることにも挑戦してみることで、可能になることがわかった。
ここ1年ばかりお金の研究をしているが、それも、ダイエット経済の方向で、自分のダイエット体験と合わせて、試行錯誤している。
例えば、国の予算だ。収入財源の中でやりくりするのが、ダイエット経済になる。そのため、国債をする必要も、来年度の収入にあわせた、必要最小限の事業だけをすればいいのである。そのため、無駄な事業をどんどん廃止するのはあたりまえである。
ダイエットには一日の最低必要カロリーだけを摂取するように方針をすることで、贅肉がなくなってくる。税金の無駄使いはこの贅肉と同じである。
来年度の予想財源に合わせて、無駄な事業や無駄な軽費をどんどん落として、本当に必要最小限事業を必要最小限の経費で行うようにすれば、スリムで快適な行動力を発揮する政府になれるような気がする。
そのためには、思い切ったダイエット政策を実行する。
1,一切国債は発行しない
2,一切増税しない
3,予想財源だけで必要最小限の事業だけをする
こうすれば、無駄を省いて、必要な公共事業を必要最小限の経費で行う慣習ができてくる。
大きな壁を打開するには、そこにすべての力を投入して、無理とわかっていても、できるだけのことをすることだろう。
すると、その無理な方針が、道理にかなう方針に変わってくる。