他謝に自愛を

他者に慈愛を

とも漢字で書けるが意味は逆に近い

Learn how to love myself

を考えると

まず

特に増愛する他人

過去の自分

が浮かび出す。

そして最後に

今の自分が確認される。

愛と感謝は似ても非なるもので

むしろ相反するものである。

愛は相手も自分も縛り上げるもので

感謝は相手を赦し自由にさせるものである。

つまり

愛は相手を縛り

感謝は相手を解放する。

束縛と自由という意味で相反する。

問題は

過去の自分を

愛するか?

感謝するか?

である。

その選択によって

今の自分を愛せるかどうかが決まる。

過去の自分は細胞の新陳代謝のように

古い細胞であり 実際には

新しい細胞のように今の自分しか存在しない。

つまり

過去の自分は死んでしまった人々のような

空虚に描かれた幻だ。

幻故に過去の神仏のように

如何様にも解釈可能で善くも悪くも描くことが可能である。

幻故に実際の力は無い

実際に力があるのは今の自分だけである。

だが

過去の自分が今の自分を築きあげたことは

ハッキリとしている。

過去の自分と今の自分との

この矛盾をどう理解したらいいのか?

「出逢い」

と同じと そう理解すれば良い。

特に運命的な男女の出逢いのように

そこから全く自分の人生が変わってしまうような

大きく発展する未来を築き上げる。

それは刺激 キッカケ である。

他が自分を直接動かした訳ではない。

自分を動かしたのは刺激を受けた今の自分である。

過去の自分を他者と同じような刺激する幻のように捉えれば良い。

つまり

過去の自分へは感謝で応じて

今の自分への愛に変換し 未来の自分への行動力にする。

山は虚をもって受け

水は実をもって流る


他山は感謝をもって受け

自泉は愛実をもって流る

過去の自分もまた他山なり

こんな感じで

他人や過去の自分に感謝しながら

今の自分を愛していくのが自然かなあ!

カテゴリー: 徒然草, 社会問題, 自然に生きる パーマリンク