イスラエルの若き歴史学者が
二万年のホモサピエンスの歴史を紐解き、さらにその視点から未来を見る。
フィクションとは実際には存在しない
神、国家、会社、お金であり、
そのフィクションを信じることで他のホモ属よりも優位生き残った。
それが認知革命である。
次が、農業革命
農民からすればそれは詐欺であり、
作物からすれば、人類の家畜化である。
そして今、世界統一が
宗教(一神教)・帝国・貨幣により成り立っている。
そして、
バイオテクノロジー・AIを駆使して
人類は天地創造し生死を支配する神に進化しようとしている。
ホモサピエンスからホモデウスへの進化である。
しかしながら、
二万年前の石器時代と未来の技術時代と比べて、
人類は幸福をより得ていくのだろうか?
人類の幸福としての、心の自由と平和と喜びは 過去現在未来
そんな数万年の進化とは無関係なのである。
それは
「自分とは何か?」
その問いから始まり、終わりのない探求の旅から見出されるものである。