道路の途中に邪魔な大石があった。1トン以上の直径2メートもあるような大石である。
1人の力で、ショベルカーなどの機械はなく、これを3日かかって消した。
いかにしたか?
1,まず車のジャッキなどを使って、直角になるまで持ち上げる。5センチあげたら、そこに石で支えることをくりかえす。
2,直角になったら、支える石ころをすべて取り除く。
3,取り除いた石ころがあった場所を深く掘っていく。
4,その穴に逆に大石をギャッキで落とす。
5.その位置をやはりジャッキで微調整して、大石を埋める。
そこで、思ったものだ。
どんなに巨大な建物でも、その下に同じくらいの穴を掘って、そこに落とすとそれを消すことができる。
よく、古い巨大なビルを爆破させたり、壊すが、それはもったいない感じがする。トンネル工法というのがあっていいのではないだろうか?
古くなった建物をそのまま新しい建物の下の土台や地下ビルにすれば地震や竜巻にもびくともしない建物ができるのではないだろうか?
トンネルが地下100mでも掘れるのだから、可能だと思える。
未来は過去現在があって開ける。
ならば過去現在はけしてゼロではないのだ。また、破壊する必要もない。過去現在を未来の土台にすることで、より堅固な未来を築くことができるのではないだろうか!
生きること自体、それは昔の自分を土台にして、今を行き直すこと、そして未来の夢を築いていくことではないか。
学習は過去を反省して始めてできるのだから。
親は子の縁の下の力持ちになろうとするではないか。これが縁の下の力持ち工法となり、リサイクルや学習の基本になるのではないだろうか。