Archive for 11月 13th, 2012

党が政策を決めるのは可笑しい

火曜日, 11月 13th, 2012

  今、民主党、自民党そして三極のなわばり争いが行われているが、そもそも国会とは何かだ。

 政策が大事か、党の権力が大事か?という構図になることさえ可笑しい。そもそも、国会とはある議題について、議論し、国会議員それぞれが自分の意見でその賛否をして、その多数決をして決定する。つまり、最初に議題があって、党とは関係なく議論があり、その議決は党に関係なく、自分の意見で賛否を決定することだ。

 ところが、最初に党があって、その議決である政策がある。これでは国会は議論の場でなく、精力争いのための政策である。

 いわば、権力争いをする党など必要悪なのである。もし、党を作るならば、議題ごとに、賛成党、反対党、その他党に分かれて議論しあえばよく、その議論の途中に意見をかえて、別な党にうつることもOKであることが必要だし、最終結論は自分自身で党とは関係なく議決すればよい。

 首相は多数決で決まったことが実現できるようにリーダーシップをとるだけでいいのではないだろうか。

 議員を選ぶ際に必要なのは、その人がどんな議題を提出するかであろう。それが実現できるかどうかは問題ではない。大事なのは地元住民がかかえている問題をどうくみとるかである。

 こうした議題ごとに分かれて議論する党という意味で、「議論党」の出現を期待する。

 

安ければ売れる時代は終わった

火曜日, 11月 13th, 2012

 今月、フリマ笹塚の顧客が半減した。その原因が何かを探ってみた。すると、今日のニュース をみて納得できた。

 「GDP、年率3.5%減 3四半期ぶりマイナス成長」
 「個人消費0・5%減「安くしても売れない…低価格路線見直しも」

 今年4月に出店料を下げた。先先月まで好調だったのだが、先月から大幅にダウンした。そのため、大幅に赤字になっており、さらに値下げしたら、閉店まで追い込まれることになりそうだ。

 それは店の賃貸料と人件費は下げることができないからである。実際の赤字を埋めるのは他の経営からの利益で補うのだが、アパート経営も20数前の家賃よりも下げないと、借り手がいなくなってきている。

 しかし、実際のところ、値段を下げても質を上げなければ借り手は来ない。そのために今リフォームや新築ではなく、リノベーションが必要な時代になってきている

 「低価格に品質が伴わなければ、消費者は買わない。ニーズをいかにくみ取り、市場でシェアを取るか」である。

 いってみれば、質つまり顧客ニーズをキャッチして、それを実現する経営が必要な時代になってきている。値段はニーズの一部でしかないのだ。

 売れるような店にするのに、欠かせないのが所属する笹塚10号通りの発展である。だが、親の時代から一緒にやってきたカメラ屋さんは最近縮小したり、大手のチェーン店の出店は1年もたたずに撤退した。

 つまり、うちの店だけが赤字なのではなく、商店街も、大手スーパーも、日本全体が赤字で、景気が後退しているのだ。

 安ければ売れる時代というのは、モノがなく、庶民にお金がないときには通用するが、モノが豊富で、お金もある時代には「質と価格が丁度よい」ことが必要になってきている。

 数十年の木造アパートを壊して新築3階の鉄筋コンクリートにしても、借り手はない。元の木造アパートに戻すようなリフォームではなく、新築よりも、今の顧客のニーズに合わせたリノベーションのシェアハウスや、老人も子どもも触れあえる団地のようなものが必要な時代になっている。

 笹塚10号通り商店街は数十年前から大手のスーパーや新宿などの大手に顧客をうばわれていたが、どうやら、大手自体も経営が難しい今日になっている。そこで、必要なのは昔からの商店街のリノベーションであろう。

 それは地元の商店街しかできない「モノとサービス」の住民のニーズに合わせた経営であろう。しかし、地元の商店街をまとめることは不可能に近い現状がある。店の地主、店主、借り主もみな違っているのが現状であるからだ。

 私は店の借り主だが、どうしても壁になるのが地主と店主である。とはいえ、借り主としてできることを精一杯するしか方法はない。

 そこで、方向転回するには、「お金よりもニーズ」であろう。お金で考えたら、早く店を撤退した方が赤字が膨らまなくていい。しかし、ニーズで考えたら、積極的に顧客のニーズに答えるような経営を打ち出すことである。

 それはいわば、ボランティア経営である。それをお金で支えるには税付き電子マネーを発行し、それを各商店や会社への援助金に廻せば、自分の生活のことは心配なく、顧客へのサービスだけを考える経営にできることになる。

 そんな時代になれるような時代への後押しをこのフリマ笹塚のボランティア経営から始めてみたくなった。