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借金か貯蓄か、細川陣の戦い

木曜日, 2月 13th, 2014

アメリカは借金(クレジットカード)で暮らすのが当たり前で、日本は二宮金次郎のように将来に備えてコツコツ貯蓄して暮らすのが当たり前であった。

アメリカが借金して暮らすのが当たり前という理由がず~と理解できないでいた。

一度それが理解できたように思えた時期があった。アメリカドルは世界の基軸通貨であり、どの国とも貿易する場合は一度アメリカドルに両替して各国通貨に両替する。その際の為替手数料をドルにも、各国通貨にも払う。

つまり、これは各国通貨は商品やサービスであり、その物々交換はアメリカドルという貨幣で行われているということである。新の貨幣は基軸通貨のアメリカドルだけで、その他の国の通貨は商品以外の何ものでもないということだ。

それは全世界の商品とサービスを交換するために米ドルが発行され、各国に米ドルを貸して、その利息(為替手数料)をとっていることになる。これは極端にいえば、米ドルをただで印刷して、世界各国の商品サービスを買うことができる権利を得たことになる。

それは米が輸入大国で赤字大国であるのにどうして潰れないのか? 逆にどうして豊かになるのか? その理由が各国は米に輸出して米ドル貨幣と交換しないと、世界の諸国との貿易ができないからである。つまり、世界の商人は米ドル獲得競争に明け暮れている。一方、その米ドルは無料で米ドルを印刷して、諸外国の商品を輸入し、かつ貿易しなくても、諸外国の貿易場からドル為替手数料として稼ぎ、ドル回収することで、ドルを回し、無制限にドルを印刷して、米ドル安で紙くずにならなくてすむ。

そんなドルの貸し借りで成り立っている米国だから、米国民も貸し借りで生活するのが当たり前だと理解していた。

数年前、家を借りるか? 借金して家を買った方がいいのか? 迷った時期がある。

・もし1000万円の家を住宅ローン年利3%で10年ローンで買うとしたら、年103万円を毎月86000円づつ10年間で返済すればよく、10年後は自分の持ち家になる。

・もし1000万円の家を月10万円で、10年間借りて住めば、1200万円支払うが、10年後も家賃10万円を支払わなくてはならないし、その家はけして自分の持ち家にはならない。

借金した方が明らかに得であり、家賃を払う方が損どころか、馬鹿げた行為にみえる。

・また、1000万円の持ち家を持つには、毎月83000円づつ、10年間貯蓄する方法もある。この場合、もし借り家生活で貯蓄するとなると、家賃86000円と貯蓄83000円の合計169000円を持ち家のために10年間苦労して稼がなくてはならない。私の22歳の娘の手取り給与14万円では夢のまた夢であり、馬鹿げているというより、真面目な人ほど馬鹿をみるそんな世の中がおかしいとしか思えなくなる。

賢さ順にまとめると、こうなる。

貸金>借金>生活維持>貯蓄

これが資本主義という馬鹿げた世界の正体であり、今もウオール街で99%の国民が1%の資本家に支配されている実態でもある。

こうした馬鹿げた資本主義から脱却するには、本当の賢さが今求められている。

先日の細川脱原発都知事選209で問われていたのは

命と金! どっちを優先するのだ? 命だろう!

もし、都民が金より命を優先したならば、世界の資本主義は崩壊し、命優先社会が実現する第一歩であった歴史的転換だったのである。

命を金より優先したならば、資本主義とはまったく逆の価値観が生まれたのだ。

貯蓄>生活維持>借金>貸金

つまり、米ドル資本主義ではなく、二宮尊徳が推奨する原発災害時に備えた、日本的 米貯蓄する命優先主義が世界に出るまさに雪の新宿アルタ前の戦いだったのである。

その命優先主義の戦いはまだ負けたわけではない。

次は2016年7月の参院選で「命優先党」がどこまで議席がとれるかが、次の戦いでもある。