お金は体重計

 「お金はあればあるほどいい」なんていう人がいるが、本当にそうだろうか?

 ニュースでは金持ちの悲惨さと貧乏人の悲惨さをどちらが多いだろうか? 自分の身の回りをみても、自殺した人が二人いるが、二人ともけして貧乏ではなく、お金には困っていなかった。むしろありあまるほどの資産家だった。

 マザーテレサが、日本に来たときに、「インドでは物質的飢餓が多いが、日本では精神的飢餓が多く、その解決は貧困よりも困難である」と指摘した。

 この言葉はこれからの日本と豊かさをおう歌し世界をリードしたアメリカにもいえる。そして、お金のシステムを改革する方向性でもある。

 各国民の幸福度と経済的格差は実に近いものがあるが、経済的豊かさとは無関係である。それは人の幸福は経済的豊かさからくるのではなく、精神的自由と経済的平等からくることを示している。

赤色・・・ 北欧諸国・ 太字・・日本に関係の深い国 
幸福度ランキング(達成度順)
1 Denmark Europe 82
2 Finland Europe 75
3 Norway Europe 69
4 Sweden Europe 68
4 Netherlands Europe 68
6 Costa Rica Americas 63
6 New Zealand Asia 63
8 Canada Americas 62
8 Israel Asia 62
8 Australia Asia 62
8 Switzerland Europe 62
12 Panama Americas 58
12 Brazil Americas 58
14 United States Americas 57
14 Austria Europe 57
16 Belgium Europe 56
17 United Kingdom Europe 54
18 Mexico Americas 52
18 Turkmenistan Asia 52
20 United Arab Emirates Asia 51
21 Venezuela Americas 50
22 Ireland Europe 49
23 Puerto Rico Americas 47
23 Kuwait Asia 47
23 Iceland Europe 47
26 Colombia Americas 46
26 Jamaica Americas 46
28 Cyprus Asia 45
28 Luxembourg Europe 45
30 Trinidad and Tobago Americas 44
30 Argentina Americas 44
30 Belize Americas 44
33 Germany Europe 43
34 El Salvador Americas 42
35 Chile Americas 41
35 Uruguay Americas 41
35 Qatar Asia 41
38 Guatemala Americas 40
38 Malta Europe 40
40 Czech Republic Europe 39
40 Italy Europe 39
42 Honduras Americas 37
43 Spain Europe 36
44 Dominican Republic Americas 35
44 France Europe 35
46 Bolivia Americas 34
46 Ecuador Americas 34
48 Paraguay Americas 32
48 Bahrain Asia 32
50 Guyana Americas 31
50 Greece Europe 31
52 Nicaragua Americas 30
52 Jordan Asia 30
54 Belarus Europe 29
54 Kosovo Europe 29
56 South Korea Asia 28
56 Poland Europe 28
58 Saudi Arabia Asia 27
58 Pakistan Asia 27
58 Slovenia Europe 27
61 Croatia Europe 26
61 Montenegro Europe 26
63 Malawi Africa 25
63 Peru Americas 25
63 Moldova Europe 25
63 Lithuania Europe 25
67 Libya* Africa 24
67 Botswana Africa 24
67 Cuba* Americas 24
70 Kazakhstan Asia 22
70 Taiwan Asia 22
70 Portugal Europe 22
73 South Africa Africa 21
73 Lebanon Asia 21
73 Russia Europe 21
73 Ukraine Europe 21
73 Romania Europe 21
73 Slovakia Europe 21
79 Thailand Asia 20
79 Bosnia and Herzegovina Europe 20
81 Iran Asia 19
81 Hong Kong Asia 19
81 Singapore Asia 19
81 Japan Asia 19
85 Somaliland Africa 18
85 Algeria Africa 18
85 Nigeria Africa 18
85 Uzbekistan Asia 18
85 Indonesia Asia 18
90 Estonia Europe 17
91 Myanmar* Asia 16
91 Bangladesh Asia 16
91 Serbia Europe 16
94 Malaysia Asia 15
94 Philippines Asia 15
96 Cameroon Africa 14
96 Tunisia Africa 14
96 Zambia Africa 14
96 Yemen Asia 14
96 Vietnam Asia 14
96 Palestinian Territories Asia 14
96 Macedonia Europe 14
103 Turkey Asia 13
103 Kyrgyzstan Asia 13
103 Azerbaijan Asia 13
103 Hungary Europe 13
103 Albania Europe 13
108 Central African Republic Africa 12
108 Ethiopia Africa 12
110 Namibia Africa 11
110 Angola Africa 11
110 Armenia Asia 11
110 Iraq Asia 11
110 Latvia Europe 11
115 Mozambique Africa 10
115 Egypt Africa 10
115 Mauritania Africa 10
115 Zimbabwe Africa 10
115 Morocco Africa 10
115 Sri Lanka Asia 10
115 India Asia 10
115 Syria Asia 10
115 Georgia Asia 10
115 Afghanistan Asia 10
125 Kenya Africa 9
125 Ghana Africa 9
125 China Asia 9
128 Congo (Brazzaville) Africa 8
128 Guinea Africa 8
130 Sudan Africa 7
130 Djibouti Africa 7
経済格差少ない順(ジニ係数
1 スウェーデン 23
2 スロベニア 24
3 デンマーク 24
4 インド 25
5 スロバキア 26
6 ルクセンブルク 26
7 フィンランド 26
8 キプロス 26
9 オーストリア 26
10 ボスニアヘルツェゴビナ 26.2
11 アルバニア 26.7
12 ノルウェー 28
13 マルタ 28
14 ハンガリー 28
15 ドイツ 28
16 フランス 28
17 ベルギー 28
18 チェコ 29
19 クロアチア 29
20 ベラルーシ 29.7
21 コソボ 30
22 エチオピア 30
23 キルギス30.3
24 オーストラリア 30.5
25 パキスタン 30.6
26 EU 30.7
27 オランダ 30.9
28 ウクライナ 31
29 ルーマニア31
30 ブルガリア 31.6
31 スペイン 32
32 アイルランド 32
33 カナダ 32.1
34 タジキスタン 32.6
35 モンゴル 32.8
36 イタリア 33
37 ギリシャ 33
38 モルドバ 33.2
39 イエメン 33.4
40 バングラデシュ 33.4
41 スイス 33.7
42 カザフスタン 33.9
43 英国 34
44 エストニア 34
45 エジプト 34.4
46 タンザニア 34.6
47 ラオス 34.6
48 韓国 35.1
49 アルジェリア 35.3
50 ポーランド 36
51 リトアニア 36
52 ニュージーランド 36.2
53 インドネシア 36.3
54 ベナン 36.5
55 アゼルバイジャン 36.5
56 ウズベキスタン 36.8
57 ベトナム 37
58 モーリシャス 37
59 アルメニア 37
60 ラトビア 37.7
61 東ティモール 38
62 ポルトガル 38
63 日本 38.1
64 ギニア 38.1
65 イスラエル38.6
66 ヨルダン 38.8
67 モーリタニア 39
68 マラウィ 39
69 マケドニア 39
70 ガーナ 39.4
71 ブルキナファソ 39.5
72 チュニジア 40
73 モロッコ 40
74 マリ共和国 40.1
75 グルジア 40.4
76 トルクメニスタン 40.8
77 セネガル 41.3
78 ロシア 41.3
79 カンボジア 41.7
80 タイ 42
81 ブルンジ 42.4
82 イラン 43
83 ニカラグア 43.1
84 トルコ 43.6
85 ナイジェリア 43.7
86 ケニア 44.5
87 コートジボワール 44.6
88 カメルーン 44.6
89 米国 45
90 ウルグアイ 45.2
91 ジャマイカ 45.5
92 ウガンダ 45.7
93 フィリピン 45.8
94 エクアドル 46
95 マレーシア 46.1
96 ルワンダ 46.8
97 中国 47 2
98 ネパール 47.2
99 モザンビーク 47.3
100 マダガスカル 47.5
101 ベネズエラ 48.2
102 アルゼンチン 49
103 コスタリカ 49.8
104 スリランカ 50
105 ジンバブエ 50.1
106 ガンビア 50.2
107 スワジランド 50.4
108 ニジェール 50.5
109 ザンビア 50.8
110 パプアニューギニア 50.9
111 メキシコ 50.9 2005
112 ドミニカ共和国 51.6
113 ペルー 52
114 シンガポール 52.2
115 エルサルバドル 52.4
116 香港 53.3
117 ホンジュラス 53.8
118 コロンビア 53.8
119 チリ 54.9
120 グアテマラ 55.1
121 パナマ 56.1
122 ブラジル 56.7 
123 パラグアイ 57.8
124 ハイチ 59.2
125 ボリビア 59.2
126 中央アフリカ 61.3
127 シエラレオネ62.9
128 ボツワナ   63
129 レソト    63.2
130 南アフリカ 65
131 ナミビア   70.7
130 Madagascar Africa 7
130 Nepal Asia 7
130 Mongolia Asia 7
130 Laos Asia 7
130 Tajikistan Asia 7
137 Uganda Africa 6
137 Tanzania Africa 6
137 Senegal Africa 6
137 Bulgaria Europe 6
141 Chad Africa 5
141 Liberia Africa 5
141 Mali Africa 5
144 Ivory Coast Africa 4
144 Congo (Kinshasa) Africa 4
144 Benin Africa 4
144 Haiti Americas 4
148 Niger Africa 3
148 Rwanda Africa 3
148 Burkina Faso Africa 3
148 Sierra Leone Africa 3
148 Cambodia Asia 3
153 Comoros Africa 2
153 Burundi Africa 2
155 Togo Africa 1

 経済的格差が少ない北欧諸国が幸福度が高く、経済的格差が高いほど幸福感が低くなる。

 この表で例外なのはインドだ。経済格差が低いのに、幸福度が低い。それはインドにはカースト制度があり、階級的差別、自由の格差が大きいためだろう。また、経済的格差を無くすことを政治目的にした共産社会主義国は経済格差は大きくなり、自由度も幸福度も少ない国になっている。

 学ぶべきは北欧諸国のように、自由民主国家でありながら、経済格差を少なくすることが国民の幸福度をあげるということ。

 いわば、日本やアメリカは食べ物が豊富で太りすぎて、動きがにぶく、病気がちになったため、ダイエットする必要ができて、体重計に乗るようなものだ。

 太った自分の体重を落とし、落としたらもうリバウンドしないように、毎日体重を量って、健康体重を維持することが、お金のシステムの改革にあたる。

 自分の体重が自分のお金の貯蓄量や資産であり、いわば、お金は体重計である。

 太った脂肪は金持ちにあたり、税制は常に金持ちから貧乏人にお金が流れるようにする必要がある。消費税は国民に一律だから、幸福度には効果的ではなく、金持ちだけにかかる税制とその税を貧乏人への福祉に流すことが必要になる。例えば、国債を持っているのは金持ち、その借金を持っているのは貧乏人だ。

 金持ちだから投資する、マネーゲームできる。貧乏人は働くしか道がないし、その道さえ今は困難になっている。

 一体、ほとんどの商品は労働から造られるだろうか? いや、それはほとんど機械が造っている。機械はモノの力のシステムであるように、お金の税や流れもまた同じくシステムにすぎない。人の信用や労働力で動くような現在のシステムは、機械を使わないで、すべて洗脳し、肉体労働させるようなものである。すぐに経済も政治も洗脳を解いて機械化すべきであろう。

 国債のような借金を労働力で返済しようとすることは罪なことだ。それはお金の機械的システムで返済すべきなのだ。

 経済システムも自由競争で格差が大きくなったら、自動的に格差調整する機械的システムを造ってこそ、人が人らしく幸福を享受できるのである。

参考記事 幸せとは? 科学者が調査した20の事実 19:平等は幸せなこと
 

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