利息はドラッグで奴隷化する

どうしてお金を借りたら利息を払うの?
    
 もし、サラ金から100万円を月10%で借りたらどうなるだろうか?
 Aさんは農家であり、Bさんは漁師である。いつも野菜と魚を物々交換していた。そこに銀行家のCさんがやってきて、こう言った。
 
銀行家C:「私が造るお金を使えばいつでも物々交換できますよ。一度使って見てください」
 
農家のAさんと漁師のBさんはりんご1個とあじ1匹をお金100円として売りたい品物を金額として見積、そのお金をCさんから無利子で二人とも100万円分借り、お互いに売買し、品物がうまく交換できた。
 
   
C:「いかがですか? とても便利でしょう。特に、野菜や魚がとれない時期でもお金があれば欲しいものが手にいれられます。それにたくさんの人と交換が自由にできますから。」
 
 物々交換が終わり、AさんBさんからすべてお金を返却してもらおうとしてこういった。
 
 
C:「もし、今後このお金を使いたかったら、月10%の利息を払ってくれませんか? 私もお金を造る経費と管理サービスで、利息がないとやっていけませんから。
 
 元金まですべて返してもらったら、困りますから、利息分だけ払っていただければ、ずっとこのお金をお貸しできますよ。」 
 
 AさんもBさんも納得して、お金で売買したが、10ヶ月後、まったくお金がなくなってしまった。
 二人とも100万円の10%の利息10万円をCさんに毎月払ったら、10ヶ月後にはまったくお金がなくなることはあきらかである。AもBも売買するためには、毎月100万円なければできない。そのため、毎月利息は銀行家Cさんに払うことはできなくなるのは当然の結果だった。
        
 しかし、約束は約束であり、Cさんは10ヶ月後、まんまと、Aさんのすべての野菜とBさんのすべての魚を自分のものにしたのである。
  利息率がどうであれ、お金を借りたら、利息を付けて返さなくてはならない!
 これが、ドラッグ率の洗脳奴隷なのであるが、誰もあたりまえのことだと疑う人はほとんどいない。
 
 これは、銀行家による詐欺なのである。
 
 これが実際世界中で行われていることは世界中のお金の流通量(発行額)の推移でみることができる。
 単純にいえば、世界中のお金は中央銀行から発行され、貸し出されるため、世界中の商品・権利・サービスは中央銀行のものにすることができるということだ。
 
そのため、世界中の人間はお金を発行貸し出しする銀行と、お金を返却しないで得た金持ちに支配され、奴隷労働させられることになる。
 
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