地域通貨村を造っちゃったら

 国際教育村を造ろうとする庄司 日出夫さんという人がいる。彼は20代に10年間アジアを中心に旅した結果、世界に通用する日本人を造りたいと思った。

 帰国して、英語塾を開いたが、ほとんど英語を話せない生徒ばかりだった。そこで、幼児のころからの英語教育が必要と思い、すべて英語で話す幼稚園を造った。しかし、親も保護者も、周りもみな英語で話すようにならなければならないと、英語の村を造ることにした。

 文部省に話しをしても手続きが大変なので、自分で土地2000坪を買って、村を造ろうとして、周りの土地所有者に話しをしたら、OKとなり、さらに、いろいろな援助者が韓国、フィンランドからも来た。

 そして、国際教育村の建設が始まっている。

 お金は約束や信用から造られるように、その元は言葉のコミュニケーションである。英語が世界のコミュニケーションの道具の一つであるように、お金もまたこれからの世界の人たちとのコミュニケーションをモノやサービスで行う道具の一つである。

 各地で地域通貨が造られても、それはほとんど会員だけの間で、それが生活すべてに使われるものではない。それは英語を教えても、英語が話せないのと同じである。生活すべてが英語で行われることが必要なように、地域通貨すべてで、生活できるようにすることが、世界に広がる地域通貨になれる。

 使うのは地域通貨であるが、いずれ、それが世界の新国際通貨になれるような広がりをもったものであることが必要だ。

 国際教育村を造るのに、国や自治体に働きかけても、面倒な手続きが多くて、実現が難しいので、自分で土地を購入して造ることで実現を早めたように、地域通貨村を10000坪の中に建設して、そこですべての生活が地域通貨で可能になるようにしたらどうだろうか?

 地域通貨村に必要なものは、生活に最低限必要なもので、スーパーマーケット、ホームセンター、病院、役所、そして、電気ガス水道、学校 をコンパクトにした、大型のショッピングセンターそのものを建設したら、可能になるのではないだろうか?

 しかし、こうした地域通貨村を実際に造るのではなく、バーチャル内で地域通貨村を造る方がより簡単であり、普及しやすい

 バーチャル銀行のように、新貨幣クレジットカードを発行する地域通貨村を造るのである。世界中でその新貨幣に賛同したものだけがすぐ村人になれ、しかも、世界中のどこへ行っても、その貨幣は普通に使えることになれればいい。

 新貨幣クレジットカードの中の新貨幣を自動的に、計算して、日銀円でもドルでも、他のどこの国にいっても使えるようにすればいいのである。

 新貨幣システムを造ったら、VIZAカード会社みたいなところと、提携すれば意外と簡単にできるかもしれない。

 それは汚い水をフィルターを通してきれいな水にして、飲むようなものである。社会を健全化するようなフィルターのような装置の新貨幣をつくることが、バーチャル地域通貨村建設になってくる。

 例えば、この地域通貨村カードを新国際通貨カードにしたとする。

 自分が使った各国通貨の1%がすべて新国際通貨に両替され、1年間プールされる。そして、総村人数で、それが均等に分配される。それは自動的に計算徴集配当されるだけである。

 これが、消費税を社会福祉ベーシックインカムに自動的変換ができるシステムである。よけいな法律を作ったりする必要もなく、経費も人件費もほとんどかからないだろう。

 

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