復興カード・償還カードに続いて、みすずカードを発明した。
世界中どこでも自国通貨が通用するクレジットカードだ。「みすずカード」と名付けたのは金子みすずの「みんなちがってみんないい」という言葉に当てはまるカードだからだ。
「今の増えるお金」と「税金が付く減るお金」の2種類が、購買力平価による為替レートで、米ドルなしに自由に両替できる電子マネーである。
このみすずカードの特徴をいうと、
1,世界各国で、このカード一枚でどんな商品を買うことができる。
2,増えるお金と貯蓄税のある減るお金の両方使える。
3,各国通貨の両替は購買力平価でされ、直接両国で使え、基軸通貨米ドルを必要としない。
4,増えるお金同士、または減る同士のお金の両替はできる。
しかし、増えるお金を減るお金に両替できるが、減るお金を増えるお金には両替できない。
(日銀券を地域通貨には両替できるが、地域通貨を日銀券には両替できないようなものである)
5,減るお金は、紙幣や硬貨ではなく、すべて電子マネーであり、それを紙幣にも硬貨にもできない。
なぜなら、貯蓄税は銀行貯金の中からでしか、日歩で差し引かれることができるからである。
6,金額が100万円以上の債券・株券・通貨・証券の売買には、トービン税が0,1%徴集され、それは貯蓄税の一種として、その国の社会保障費などの税金としてひかれる。それは煩雑に売買することで市場混乱をおさえるためである。
(例えば、円とドルのFXがされた場合、売買した双方に0.1%の両国の社会福祉税がとられ、それが日本とアメリカの両国の財務省に送金される)
7,発行は購買力平価による為替レートを作成するOECDが適当であろう。でも、それはサーバー上でどこでも可能なので、ただ、コンピュータ管理するサーバー銀行で充分である。
8.将来、世界各国で発行される減るお金である地域通貨同士を交換流通させることも可能である。世界各国の通貨はいわば世界の地域通貨ともいえるからである。そうした通貨が交換できるために必要なのは購買力平価による為替レートだけであるから。
その原理は下記の図のようになる。
その詳細はhttp://sekaibank.net で、