平和と感謝の心を輸出する日本へ

 世界の経済戦争で世界一をめざすような時代は終わった。これからは、日本の心を輸出する政策に転換する時代になってきている。

 中国にGDPで追い越され、韓国で家電製品が追い越され、そのため、安売り合戦をして、さらに優位に立とうとする経済戦争はまるで軍拡競争みたいなものになっている。

 それが、あらゆることに対して、経済優先の政策になり、それが内外のおける摩擦を多くしている。

 それは貧しき心を世界に輸出しているようなものである。 今、日本が輸出すべきなのは平和と感謝の心であろう。

 中国が尖閣諸島を武力でとりにきたら、どう答えるか、韓国が竹島の領土を主張したら、どう答えるか。
 福島の原発事故の始末で、どういう政策を世界に示すか? TPPのような経済問題にどう答えるか?
 世界の紛争に、世界の悲惨さにどう答えるか。世界の人々が感動するような言葉と行動をどう示すかである。

 モノから心の時代になった今、日本の心を輸出する政策に転換していくことが大事であろう。

 国の損得で行動するのではなく、徳で行動する時代であろう。

 

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