生き物とお金の自然循環

お金の一生

▼ 日銀券の発行額はどのように決められるか

▼ 現在の日銀の当座預金状況 2009年7月1日15兆円(準備金13兆円)

▼ 2009年7月20日現在の紙幣発行額 76兆円(2008年12月31日 81.5兆円

▼ 日本の借金時計 全国の都道府県の借金時計 

 合計で借金1000兆円 現金76兆円 国民一人あたり、770万円の借金と58万円の現金で生活している。

 日本経済は借金が現金の13倍あるので、お金の実体とは借金である

▼ 市中消化の法則とは

 国も日銀もお金の管理を放棄し、金持ち(投資家)に依存管理させる政策のことである

▼ 金融システムが崩壊する時は2つある。

 1,日銀がお金を必要とするところにいくらでも出し続ける・・ハイパワーインフレ

 2.借りた金を返済しないとき・・・・金融恐慌・倒産

▼ 生き物とお金の一生とは

 1,どんな生き物も生まれたところに帰ってまた生まれる

 2,お金もまた生まれたところに帰ってまた生まれる

 3,生き物もお金も帰っていくところは一つである

 4,帰ったところは、生き物の違いも、数字の違いもない

 5.生まれた生き物の姿はみな違うように、お金の数字もみな違う

▼ お金の自然循環とは

 1.すべてのお金は生まれた中央銀行のところに返っていき、また生まれるということ

 2,どんなお金も人々の命を支えるものであるということ

 3.生まれたお金はその人の個性を形づくるということ

 4,返ったお金は人の所有に区別がないということ

▼ 自然循環するお金のシステム

 1,自然が命を授けるように、中央銀行がすべての国民が生存できるだけのお金を毎月預金口座に振り込むこと

 2.生きるための空気のように、どんな取引にも無利子であること

  ・お金の所有権は中央銀行にあり、国民はすべてそのお金を無利子で借りているからである。

  ・プラスの利子をつければ、貸した人にお金が貯まり、マイナスの利子をつければ借りた人にお金が貯まって、お金が循環しなくなるからである。

 3,人の命がつきたときは、中央銀行から借りたお金のすべてを返済する。

 ・自分の命がつきるまでに、借りたお金を返済する。

 ・返済されないで、亡くなった場合は、家族はその人の資産を売却して返済する

 (資産がなかった場合は、家族や自治体や国が返済する)

 ・中央銀行の無利子融資はいつでも自由に参加拒否できる。

 (融資を拒否した期間は中央銀行に貯蓄され、その人が融資を申し込むときには、貯蓄された全額を無理しで借りることができる)

▼ インフレとデフレ

 このように、お金が中央銀行による命を維持する無利子貸借を国民すべてに行えれば、お金が循環するので、インフレにもデフレにもならない。

 なぜなら、ハイパーインフレも金融崩壊も、お金の流れが滞留するときに生まれるからである。中央銀行はいわば人の心臓にあたり、心臓の鼓動は無利子であり、国民は体の一つ一つの細胞にあたる。そして、お金自体は血液である。

 中央銀行がお金を作り出す総額は国民の命と文化を維持するだけの必要額になる、それはいわば人の血液の一定量である。もし、病気をすれば、血液(お金)が必要なところに送り、必要なくなれば返させる。それをするのが、国の政策であろう。

 ・国は国民の生活を守るために、お金を金持ちに利子付きで借りてはならない

 (市中消化の法則は国民を金持ちの奴隷化する政策である)

 ・国は日銀に無利子で日銀に借りて、それを確実に期限付きで返済することで、超インフレは防止できる。

 (国が超インフレになるのは、日銀にお金を借りた分お金を返さないからである)

 ・市中消化の法則は、国が日銀に借りたお金を返済する限り、必要ないことである。

 

 

 

   

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