1,貨幣の流通は・・
車の運転のようにアクセル貨幣とブレーキ貨幣があって始めて安全に稼働する。
2.自然に準じた貨幣とは・・
現貨幣はプラスの金利が付くために、ものを投げた放物線とは逆に複利になり、その価値が増えてくるが、
自然に準じた貨幣はものを投げた放物線と同じように価値は減っていく。
3,もし世界が100人の村だったら・・
世界で生産されたすべてのものを平等に仲良く分けるだろう。
しかし、今の世の中はたの動物と同じく、競って、より多くのものを自分のものにしようとして、生産されたすべてのものを貨幣を通じて奪い合う、それを自由市場としている。
4,ベーシックインカムを実現するには
現通貨システムはプラスの金利がつく債券のため、損得で金儲けすることで生き抜く自由市場の性質がある。そのため、世界の生産物を平等に分け合えるような性質をもった貨幣を別個に造ることが必要になる。それがBIマネーである。
世界で生産されたすべてのもの貨幣によってあらゆる資産に変貌する。それら変貌した資産すべてにBI税金をかけて、BI貨幣を集め、それらを平等に分配することで実現する。
5.BIマネーと債券マネーは交換できない
現貨幣はプラスの金利が付く債券の性質を持っているので、BIマネーのような資産税が付くようなマイナス金利が付く貨幣とはまったく逆の性質があるので、交換できない。
もし交換したら、アクセルとブレーキを間違えることになり、大事故になってしまう。
貨幣を回収する税金もまた同じ性質を持っているので、資産税はBIマネーだけに通用し、所得税・消費税とかいうような現税金とは無関係であり、それらはみな現債券マネーで行われるべきである。それらをごちゃまぜにしてはならない。
6.貨幣とは言葉である
人が人らしくなるには、「はじめに言葉がありき」である。その言葉にはほとんそ反対語が 備わっていて、コミュニケーションできる。
貨幣も正反対な性質をもつ言葉のような姿になることで、正常な経済活動ができるようになると思える。
ベーシックインカムの実現において、その財源を消費増税などにするにはその貨幣の性質上無理がある。現貨幣は自由に取り合うことができる性質で、経済格差を大きくするようにできている。経済格差をなくして平等社会にするには、その性質にあった貨幣を造ることがもっとも実現的であり、また、現貨幣の自由市場を肯定し、それらを細くするようなBIマネーであれば、世の中に受け入れやすいと思われる、