税金を宝くじに

 小さな地元の組や町内会のイベント的集まりは小さな政府である。うちの組は年間で12000円払っており、今回の罰金併せて15000円支払った。

 組で集めた金はつねに余ってしまい、ほとんどの金は新年会に集まった飲み食いで使われてしまう。参加しない場合は損をし、参加した人が得をするようなものである。

 こうした住民から税収したものを役人の飲み食いで使われるような感がある。文句があったら、お前も役人になれといわれそうな感じがする。

 BI(ベイシックインカム)は税徴収の逆である。みんなから税金をとるのではなく、マイナスの税金のように、みんなに思いやり金を与えるものである。

 もし、税金が宝くじであったならば、とても夢があることになる。それは汚れがアートになるような意識の切り替えになる。

 宝くじの原理は All for 1 ,みんなの金を集めて一人の幸運者へであり、保険もまた、All for 1であり、みんなの金を集めて、一人の不幸者にである。

 BIは 1 for All で、一人の金をみんなの者に等しく分けることである。これらのみんなは一人のために、一人はみんなのためにという精神は、住民の心を一つにして、もっとよい暮らしを実現するには欠かせないことだ。

 そこで、組合費を宝くじやBIにしたら、もっと住民が明るいコミュニケーションがとれることになる。

 たとえば、うちの組は10人、年間費12000円である。その組合費を宝くじにしたら、1年後、組合の一人が抽選で、その合計額である12万円が当選するという仕掛けをするのである。

 この宝くじの抽選を道の花植えの後のイベントにすれば、参加したくもなるだろう。
 それをオリンピックのように4年に1度にすれば、当選金は4倍の48万円になるから、これはさらにフィーバーするだろう。

 この住民の当選者は資産家であったら、きっとこういうだろう。

「この当選金の48万円はとてもうれしいが、私には必要のないものだから、みなさんで等しく分けてください。そのほうがもっとうれしい」というだろう。

 これがBIであり、  1 for All になり、その資産家当選者は町のヒーローになるだろう。

 道に花を植える苗は資産家(スポンサー)が払えばそれがいわばBI精神になる。

 

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