使ったら元に戻す

「1」使ったら元に戻す

 私には娘が二人いる。部屋は汚し放題、何かと捜し物をして、

「お父さんが片づけたんだから、お父さんが知っているでしょう」

使ったら元に戻しなさい! っていつも言っているだろう。そうしていれば、モノはなくならないし、部屋は汚れないだよ

とまあ、いつもこんな言い合いになる。

部屋がいつもきれいになると気持ちがいい。必要がものが常にそこにあれば問題が起こらない。

この原理は人の生活の基本になる原則である。

 1,モノを自然物を加工して、廃棄するときに、元の自然にもどすこと。

   ・そうすれば、環境問題は起こらない。作りっぱなし、使い捨て、は地球という部屋をコミだらけにする。

 2,日銀にお金を借りたら、日銀にお金を返す。

   ・お金の所有権はその発行者だけである。

   ・発行者以外はみな借りているだけであるから、使ったら返す

   ・お金はそれ自体増えも減りもしないので、金利はプラス、マイナスにせず、常に金利はゼロに戻す。

    金利をプラスにすれば、お金は日銀に戻らず、金儲けする投資家に集まっていくので、国も企業も貧乏人もその奴隷になっていく。

   ・金利をマイナスにすれば、お金はやはり日銀に戻らず、ハイパワーーインフレを引き起こす。日銀は印刷・生産しっぱなしで、そのお金は紙くずになり、市場に氾濫する。

「2」世界もお金も一つ

 国はたくさんあるけれど、世界は1つ

 各国でお金は作られるけれど、それが交換できれば、お金は1つ

・現在、ドルが世界の基軸通貨なので、世界のお金はドル1つである。

・現在、世界の物資や技術が交換しあわないと、一国だけでは生活ができない。

・お金のシステムを正常にさせるには、世界の基軸通貨が正常な金利ゼロになる必要がある

・それは逆に、金利の自由化をいち早くやめ、金利ゼロにした通貨になった通貨が世界の基軸通貨になりえるといえる。

「3」信教の自由

 ・宗教戦争を回避するには、信教の自由が必要であり、それはまた、「相手が信じる宗教を尊重する」ことである。

 いわば、プライバシーの侵害をさけるように、それぞれに、自由な生き方を尊重することで、平和が保たれるということである。

 ・金利幻想もまた宗教である。

  その幻想とは金利が無いものを金利が有ると思いこみ、信じることである。

 ・世界の基軸通貨であるドルも金利幻想宗教である。

  そのため、日本の円がいち早く金利の自由化をやめ、金利ゼロにした通貨になったならば、

  ドルなどの他国の利子ある通貨を尊重しないと、やっていけない。

  そのため、日本円と他国のドル等を交換する比率を毎日の変動相場に対して、利子差額変動を追加する必要がある

   例えば、ドルの平均市場金利が5%であれば、変動相場が 1ドル=100円 であったならば、

   1ドル=105円にして、交換する。こうすることで、為替と金利の差額で金儲けしようとする投資家を牽制することができる。

「4」税金と金利

1.金利ゼロの場合

 ・国は税金により成り立っている・・・日銀は国民に貸したお金を返済させる

 ・国は税収で政治を行う・・・・・・・・・日銀は国民にお金を貸し出す

 ・国民は生産・消費・廃棄する・・・・国民は日銀に借りたお金を使用して、生産・流通・消費・廃棄する

 ・国は国民に必要なお金を必要な国民に貸し出し(福祉・企業)、お金を必要としない投資家(金持ち)から、税金をとって、日銀に返済する。

   BIと金持ち税で、経済は健全化する

2.金利プラスの場合

 ・国は市中消化の法律を作る・・・・・日銀はすべて低金利で各銀行のみに、必要なだけいくらでも貸し出す。

 ・国は投資家(金持ち)に高い金利付きで、借金し返済する。・・・各銀行は国債の金利ー日銀金利=信用貨幣を無制限に作り出す。

 ・国と日銀は銀行と投資家をさらに金儲けさせるための家来になる。

 ・世界のお金のすべては投資家と金持ちに集まり、人類は彼らの奴隷的労働を余儀なくさせられる。

 ・お金は金持ちにのみ停留し、返済も貸し出しもできなくなり、金融崩壊する

3,金利がマイナスの場合

 ・国はばらまき政策をして、税金をかさない・・・日銀は国や銀行や国民が求めるだけのお金をいくらでも印刷する

 ・ハイパワーインフレがおきて、物価は天文学的に上がりつづける。

 ・経済は混乱し、ストップする。

 ・お金システムが崩壊し、お金のいらない世界、または地域通貨が盛んになる。

 ・世界の経済の連携はなくなり、ばらばらになる。

「4」自然と命と金

 ・命は生死あっての命であり、 無限の命とは命のバトンをすることである。

 ・水は高きところにより、低きところに流れる。

   金持ちの金は貧乏人に流れるのが自然である。

 ・すべての水は海に流れ込み1つになり、やがて水蒸気となって、天空に舞い上がり、再び水滴が生まれる。

  1つ1つの水滴はお金であり、海は中央銀行である。国は天空であり、大地に必要な雨を降らす。

 ・お金は人体の血液である。大人の血液の量は多く、子供の血液は少ない。体の大きさにあった血液の量は一定に保たれる。

 ・お金の貸借は心臓から出る血液の量と、心臓に入る血液の量は常に同じであるごとく、金利はゼロで取引されてこそ、健全な人体が維持される。

 ・使ったら、元に戻すと、命もお金も自然も、永続することができる。

 ・魂が永遠で不変というのは、人と人が一体感をもって生きたときに感じる心であろう。

 

 

 

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