最近、マンションの固定資産税を滞納して、預金を抑えられた63歳の男がその徴収先の市役所の窓口に火炎瓶を投げて放火殺人しようとして捕まった。これは単なる犯罪とせずに、税金を滞納できないように、自動強制徴収する必要があるということだろう。
▼税金は払いたくない
私は5件の不動産を賃貸収入があるが、そのうち、3件が滞納し、その徴収することに苦労している。不動産収入が不労所得だと思われているが、その徴収する心労が大きいのである。
滞納者は請求しないと、その滞納額は増え続ける。税金もまたそうであり、その徴収は困難になる。
税金のがれが可能な人にとっては、その所得を隠したくなるのは普通のことであろう。
▼税金は自動引きがいい
電気やガスの振り込みは意外に面倒で、たまに振り込み用紙が失ってしまい、滞ることがある。その滞納が重なると、金額がかさみ払い込みが難しくなる。それで銀行の自動引きにすると、そうした心配もなくなり、ただ銀行の残高を注意しておけばいいだけで、よけいな心労もなくなる。
税金もみな自動引きにしたので、その心労もなくなった。
税金の自動引きは払う方がするが、徴収する方が自動引きを条件にすれば、先の固定資産税の滞納者に逆恨みして殺されそうになることもないだろう。
▼ベーシックインカムだと税金徴収しやすい
マイナスの税と言われるベーシックインカムも電子マネーで、自動支払いにすると、その人の税徴収もその口座の自動引きにすれば、収入と支出を同じにするので、徴収する方もされる方も面倒でなく、安心して暮らせるだろう。