雑草と穀物は交代できるか?

 4月に水稲と陸稲を浸水させ芽を出させてから蒔いて、それぞれ、30センチくらいにまで生育したが。すぐに雑草が追い越し、それを刈ることを一週間ごとにしていたが、水稲は生育が止まり、陸稲は50センチくらいの生育した。
 大豆の雑草は7月一杯まではさほど成長していなかった。8月の初めには、水稲は雑草負けして、半分は耕耘しなおし、小豆や大豆そして、昨年の食べた後のスイカとメロンの種を乾燥させて、瓶に入れたものを蒔いた。

 それから東京に1ヶ月出張していて、もどったら、畑はほとんど雑草が腰の高さまでのび、陸稲も全滅しかかっていた。1週間かけ、草刈して、また三週間東京に出張して帰ってきたら、また雑草は腰高までのび、前以上に雑草が生い茂っていた。
▼3週間草刈しなかった畑

▼草刈後の畑

 10月には麦種を蒔く時期なので、大豆を収穫し、耕耘してから種を蒔く必要があったが、大豆の雑草を刈る前に、麦種を蒔くことを思いついた。

 つまり、大豆を枯らして収穫できるようにすると同時に麦を成長させることができるかどうかを実験することにした。

 どんな種も土に接するか、土の下にもぐらないと芽が出ないが、麦種は強く、枯れた雑草の下に落ちて、生育できるという直感があったので、それを試すことにした。しかし、安全のため、水稲の雑草を刈ったところを耕耘し、そこに麦種を蒔いておいて、失敗に備えておくことにした。

 私の目的は穀物や野菜を雑草のように自然と毎年育つようにすることだ。草刈しながら思ったのだが、

 雑草とは食べない草であり、穀物野菜は食べる草である。

 雑草と穀物野菜を交代させるには、それを逆転させればいいことになる。

 雑草を食べ(収穫し)、穀物野菜を食べなかったら(収穫しなかったら)、逆転するのではないか?

 親友の医者は不食で生きられるか実験しており、もう1ヶ月以上実施中である。それは「人間は食べないでは生きられない」という常識をくつがえすもののように、私も、「穀物野菜を食べなければ生きられない」という常識を覆す実験をしたいと思っている。


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