賃借個人店の生き残る道

まもりん坊ハウスのある上板橋南口商店街は

駅と川越街道を結ぶ商店街である。

各種の店が乱立して まったく統一性がないので 商店街としてはマイナス効果に見えるのは

フリマ笹塚店のある笹塚十号通り商店街でも同じだ。

大型店舗にまけない

商店街にある個人店舗が生き残る道を観た!

 

ぶらり途中下車の旅 2002年11月東部東上線で 紹介された6件のうちの一件が上板橋南口商店街にある

ひと本 石田屋 である。

開店9時前1時間前の7時50分だというのに行列ができている

行列ができる石田屋栗どら焼き 一個170円

手間がかかり一日300個しか作れない 一人10個までなので30人しか買えない

栗饅頭 防腐剤を使っていないので 宅配ができない

ホームページもなく ネット販売もしていない

 

商店街の中心にある石田屋は創業昭和26年 うちのフリマ笹塚も同じころ創業しているが

石田屋さんは どうみても地主件店持ち主で その坪数も15坪くらいあるだろう。

うちのような賃借店舗3.5坪とは比べ者にならないがら 生き残れるというわけではない。

老舗のこうした店でも 生き残っていくことは難しいのが商店街なのである。

同じ商店街の中心で石田屋さんのそばに

東商ストアと書かれた店は なんと駐輪場になっていた

東商スト駐輪場

物品販売が主流であり、しかも商店街の真ん中の

たぶんスーパーだったのだろう そこが駐輪場なんて! 地主で自店でなければできない芸当だ

もし笹塚十号通り商店街に こんな駐輪場店ができたら まずシャッター通り商店街の第一歩になるだろう。

 

商店街の中の賃借個人商店であっても 生き残るためには

開店前から行列ができる栗どら焼きのような商品を開発販売することである。

もちろん店坪3.5坪しかないので そこで製造はできない

賃料の安い工場で製造して持ってきて、販売一本に絞ればやっていけるだろう。

 

今日も出店しているフリマ笹塚のお得意様

関和屋さんの団子販売も同じである。

 

もし上板橋の石田屋さんが 店員に 栗どらやきと栗饅頭を

フリマ笹塚で売らせたら 行列のできる店になるだろう。

つまり

売れる商品を独自に開発し 販売する店にすることが

商店街で生き残る唯一の道であると思える。

 

高松の丸亀商店街のような奇跡は笹塚十号通り商店街には起きないだろうから

商店街や地主に期待せずに

独自で開発販売する賃借店にすることが生き残る道だと確信できるようになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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