1,自分とは何か?
命のお金のシステムを考えてると、こんなことに気が付いた。
生きているということは「自分」があるということ、
死んでいるということは「自分」がなく、「全体」があるということ
特に、動物は自由に動くことができるので、自分があることがわかる。
でも、植物は自由に動くことはできないが、1つの住まいを定めて動く自分がある。
ところが、生き物はすべて死んでしまうと、自分という肉体の形は消滅する。精神的な魂といっても、それは名前であって、いわば幻であるので、生きている人々の記憶の中のイメージに過ぎない、実体のないものである。
一日一生という言葉があるように、人は朝起きて生き、夜寝て死んでいるというのは、自己意識があるときが、生きており、自己意識がないと死んでいるともいえるのではないか。
世界が社会主義と自由主義に分かれたとき、どちらが勝利しただろうか?
それは自由主義である。
そういう結果になることは当然だったように思える。
というのは、
自由主義は生きている経済であり、社会(全体)主義は死んでいる経済であるからだ。
そのため、
社会主義や共産主義の最後は決まって独裁政権になり、内部革命によって自滅する。
しかし、自由主義はどうだろうか?
まだ、大がかりな実験結果はでてないが、それはアメリカ経済を予測すれば、資本主義になり、それはやがて金儲け主義の投資銀行独裁経済になり、内部低下層国民の借金返済不可能で、信用崩壊、破産する。
そして、自由と社会主義を両立させた北欧社会がもっとも安定した国家になってくると予測する。
というには、命は一人では生まれないし、一人では生きていけない、社会の支え合いがなくして自分は存続できないからである。
それはまた逆も真なりで、社会は一人の自主的な活動なくして成り立たない、一人一人の自由なくして社会は幸せにはなれない。
自己と社会はまったく逆方向だが、それは電気の+-のように、お互いに引き合って存続している。
こう考えてくると、
自分とは生きているということであり、
全体とは死んでいるということである。
そして、
自分と全体は生死を繰り返し永遠に存続しているということである。
2,損得
スポーツや競技においては、個々やグループの勝敗がされるところである。
これは経済界でも同じで、このスポーツの勝敗は経済界の損得になっている。
そのため、
誰かが得をしたら、誰かが損をする。
誰かが損をしたら、誰かが得をする。
これは、
生物界でも同じで、
どんな食べ物も他の生物を殺して、自分は生きている。
お金の世界でも
誰かが金持ちで裕福であれば、誰かが貧困で飢餓に苦しんでいる。
これがひどくなると
同じ生物内で戦争が始まる。
敵を殺さなければ生きられない。
では
人類みんなで得をすればいいではないか
??
人類が得をすれば他の生物が損をする。
つまり、
損得は命ある世界の鉄則なのである。
そのため、
自分の得ばかり求めるようになると、他をどんどん損させるようになる。
経済界の信条は戦争賛歌と環境破壊になる。
金儲け、より生産向上、利潤の追求、自由競争などである。
そして、
金利が付くのは金の貸し借りには常識になる。
金利がつけば貸した者が得をし、借りた者が損をする。
そのため、
金貸しだけが生き残り、金を借りた者が死んでいく。
世界は今や
投資家投資銀行だけが生き残り、その金を借りた国や企業は破産し、国民と労働者は死んでいく。
そのため、
損得のバランスが保たれた金融世界だけが、もっとも幸せな世界を永続させることができる。
金利がゼロが世界の幸せ経済の鉄則なのである。
金利の自由化は環境破壊と、経済格差拡大と、金融経済破壊と、戦争拡大の一番の原因なのである。
自由競争の鉄則は最初はお互いに平等の立場でなければアンフェアである。
金持ちと貧乏人の自由競争も、自由市場も成り立たない。アンフェアな金持ち絶対君主経済である。
よって、
フェアな自由市場を成り立たせるには、ベーシック・インカムが実現されたあとでなければ不可能である。
3.生産と消費
▼最近、体重がリバウンドしてきた。つい食べ過ぎ、運動をしなくなったためだ。
自分が太っているせいか、ダイエットにはとくに関心がある。
そして、経済の問題を見つめてきたら、まさに、日本はダイエット経済が必要だなあとつくづく感じるようになってきた。経済の問題は私の太った体の問題とそっくりだからだ。
そのため、自分がダイエットできなければ、経済問題を解決する力はないと思っている。経済のいろいろな私の案は絵に描いた餅と同じで、現実の問題を具体的に解決させる力はないと思う。
てな具合で、ダイエットに挑戦しながら、経済問題を考えることはもっとも理にかなっていると思われる。
▼景気回復って?
以前、景気回復としょうして、国民すべてに1万数千円を一律あげた。それに、エコ政策として。新しい電化製品や車を買うことにお金を援助した。
その財源は国が地方に貸したお金の利子で膨れた埋蔵金と、追加国債でまかなっている。
私は商売をしているので、売れないと生活が大変になる。売れるためにお客の購買意欲を引き起こそうと必死になる。そして、宣伝費をかけ、お客を呼ぼうとする。
でも、私は借金までして、そんなギャンブルをしたいとは思わなかった。国の政策が何か腑に落ちないのだ。
いっとき、昨年か「もったいない」精神がもてはやされた。これは今使っている商品を大事に使おうとうことであり、消費をおさえ、無駄な経費をおさえ、借金までして新しいものを買わずにやりくりしていこうというものだ。
今までたくさん生産をしたが、その消費が追いつかないだけだ。それは必要以上の生産をするから、売れない商品が増えて、不景気になるのはあたりまえではないか。
一番大事なのは、必要消費分の生産をすることではないのか、必要以上のものを作ればゴミが増えるだけではないのか。
いわば、消費者は太った私みたいになっている。必要以上のおししい食べ物が出てくるのでついついたくさん食べてしまう。でも、もうこれ以上食べられないという状態と同じではないのか。
私の太る原因を考えると、買い物にある。安い食品があると、必要がないのに買ってしまう。また、料理するときにはいくらか多く作る。そのため、余るのがあたりまえなのだが、それを「もったいない」として、お腹一杯なのに食べてしまう。
甘いものなどの嗜好品はついつい休みがてら食べてしまう。昔、私はパチンコが好きだったので、時間があると、出かけてお金を無駄遣いした。煙草だって、それがないと生きていけないわけではないのに、煙草が好きなものにとって、煙草がないと生きていけないようになり、なくてもいいものにお金を費やしていた。
煙草やパチンコが好きな人は理解できると思うが、どんなにお金が不自由しても、この二つだけは借金してまでも、やりたくなるほど、協力な欲望になっている。でも、それが生きる上で必要ないことだとわかっていても、やめられないのである。
ダイエットもまたそうで、太ると病気するとわかっていても、おいしいものを食べないで我慢するのは実に難しいことなのである。
しかし、煙草もパチンコは完全にやめたときは、それがもっとも快適な健康と家計を生み出した経験がある。たぶん、ダイエットに成功すればそうなるだろう。
そこで、依存症とギャンブルに打ち勝った経験はこれから経済健全化に役立てると思える。
▼必要は成功の母、経済の父
1,必要に合わせた生産をする
もう生産すれば売れる時代はすぎた、必要なものを生産する時代になった。それが不景気に合わせた生産である。いわば、注文生産に切り替えることである。
これが環境にやさしい経済の原則であろう。昔のアイヌは必要以上の動物の狩りをしなかった。必要以上の生き物を殺すとその生物が絶滅することを知っていたからである。
2.必要に合わせたお金を投入する
企業が売れなければ生産を減少するのは当然だ。そのために、雇用が少なくなるのも当然である。
そのため、失業者が増大する。
これにお金を費やすことが必要に合わせたお金の投入である。
失業者の命を守るためにいくらでも借金をしてもかまわないが、無駄な生産や消費を促したりするために借金をすることはばかげている。
3.物価は消費が作るようにする
金持ちがさらに金儲けするために物価が上がったり下がったりするのは不健全である。
必要な消費が物価を決められることが必要だ。
4.健全な税制とは
金持ちから貧乏人にお金が回ってこそ、景気がよくなる。景気とはお金の循環がよくなることだからだ。
消費税とは金持ちも貧乏人にも一律に税金をかけることだが、それがはたして、金持ちから貧乏人にお金が回る一番効率がいいことなのだろうか?
第一、金持ちとは金を貯蓄する者をいい、贅沢品をお金を使い、それでもお金が余っている者をいい、貧乏人は日々の生活必需品のお金を消費したくてもそのお金がないものをいうのである。
この両者を一律消費税をかけるとどうなるだろうか? 生活必需品に消費税が上がると物価がさらにあがる。
貧乏人はさらに困るだろう。生活必需品で、石油と穀物を先物で買い占めれば、物価高騰で儲けるのは金持ちである。
金持ちの消費とは投資であることは、十分知られている事実ではないか。
今、金融崩壊がはじまってるのがわかってるから、本当のお金持ちは、やっぱり日本に置いてないんでしょうね。もう、どっか外国の銀行にあずけっぱなしになってて、引き出す気もないのか・・・そして、また買い占める・・・
こういうお金持ちに、未来は地域通貨だ!なんて語ったら、今度は地域通貨を買い占めちゃうんでしょうかね。
今あるお金がぜんぶ減価していくお金になればいいのに。
そしたら、みんな必死で使いまくるでしょうに(苦笑)
>Pika さん
>今あるお金がぜんぶ減価していくお金になればいいのに
本当にそう思います。お金が減価しないで、金利で増加するため、金儲けギャンブルで、経済が翻弄されてしまっています。
それを全部換えるチャンスの時代が今ですね、できるまでやりましょう!減価する貨幣は自然のシステムだから、必ずそうなります。その逆に、増加する貨幣は必ず滅びます。それを信じることは、事実を信じることと同じだからです。