ダイエット元年の幕開け

昨年末で期限を切り

倉庫付駐車場二か所をゴミ倉庫にして滞納5か月している賃貸者に対して解約と即撤去通告した

正月開けてすぐに二トンのアルミバンのレンタカーで 山梨と東京の往復を24時間ギリギリセーフで

3回し、ネズミが10数匹の巣窟になっていた倉庫のゴミを自宅の周りの庭に背丈ほど積み上げた。

友人と二人で24時間不眠不休でやりあげた。

そのキツサで三日間ただ眠って食べるだけの生活を余儀なくされた。

6トンのゴミを移送

この仕事が2015年の幕開けとなった。

このゴミ倉庫と滞納の問題はここ2年間 その賃貸者との連絡がまったくつかず 支払も払ったり、払わなかったりで

どうにも解決できすに悩みの種だった。

約100万円の損害を被ったが その悩みから解放されて

すがすがしい年明けを迎えることができた。

 

ゴミ屋敷やゴミ倉庫の問題は現代日本が抱える原発再稼働問題の縮図になっている。

原発は税金投入なしでは存続できないし、再稼働も廃炉もできない。

原発ゴミは捨てられないゴミであるが、それも賃貸者がゴミを捨てられない病気ともリンクしてくる。

原発はゴミ倉庫とリンクし、その維持に賃貸料として税金を投入せざるをえない。

収益を伴わないで延々とお金を捨て続ける状況はいずれ破たんが来るものである。

 

日本の負債は約1000兆円で、一年間の歳入は約100兆円だから、毎年の収入の10倍の負債があることになり、

ゴミ倉庫の賃料月10万円の延滞料10か月分100万円負債ある状況と同じであり、もう返済できない状況であるだけでなく

さらに借金は増え続け 破産することは十分予想できることである。

ゴミ倉庫を即解約撤去するように 国も原発再稼働せず廃炉とすでにある原発ゴミ処理を即実行しなければ日本は破産荒廃するだろう。

 

ゴミ撤去で一番びっくりしたのは最後のゴミ100キロを撤去しようとしたとき、ネズミが10数匹飛び出してきたことだ。

倉庫はネズミの糞尿で臭く、その量はまるで雨漏りしてみたいにゴミ全体が尿で湿っていた。

そうしたゴミがネズミの巣になったゴミの保管に賃貸者は毎月10万円を支払続けるように

原発事故で放射性廃棄物が拡散し、すでに作られた原発ゴミの保管に毎年10兆円の税金を投入している日本国民の姿とリンクしてくる。

 

昨年の4月からダイエットにチャレンジしているが、

ゴミ倉庫の解約撤去は無駄な贅肉を落とすダイエットのようなものであり、

そのダイエット技術は経済優先した原発再稼働政策をいさめる市民デモにも通じるものである。

無駄な原発維持に底なしの金を使わず、その廃炉と原発ゴミと事故処理に金を使う健全策でもある。

その期待をこめた意味で2015年の幕開けを 「ダイエット元年」と名付けることにする。

 

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