今生きていることを楽しむと この世は天国だと思う
今生きていることに苦しむと この世は地獄だと思う
天国も地獄も この世の生活に在るのだ!
善人が死ぬと あの世の天国に逝き
悪人が死ぬと あの世の地獄に逝くというが
人が死んだら その姿は善人も悪人も 焼かれたり腐ったりして 誰が誰だかさえも解らなくなる
死の世界に善悪も 名前も 意識もない 何もない世界だ
つまり 死の世界など無く 死もない!
死が無いから生だけが有るというのは間違いである
死がなかったら 生もない 逆も真であり
生もなかったら 死もない!
この世は生きている世界と言われるがそうではない
この世に天国と地獄があるように この世には生と死の世界の両方があるということだ
生も死も生きている人しか認識できない 死んだ人は生死など認識できない
つまり 死の世界 あの世など存在しないのだ !
魂だってあの世に存在しない 魂があるのは生の世界 この世だけである
死の世界がないならば・・
では・・
人は死んだら みなどうなるのだろうか?
何億何兆もの身体の細胞の一つ一つは毎日のように新陳代謝して生死を繰り返す
その細胞一つ一つが一人一人のように名前が付けられたとしたら・・・
細胞も人も死んだら 名前が変わるだけにすぎない!
細胞も人も その一つ一つの差異などわずかであり みな似たり寄ったりである
現実に死ぬ人もいれば 生まれる人もいる
古今東西 死んだ人も生まれた人も そう大差などない みな似たり寄ったりで
名前は違えども みな同じように感じ 同じように思い 同じような生活をする
他の生物からすれば 人類など一つの生物のように認識するだろうし
人の生死や差異など気にせず 人類ということだけが気になるだけであろう。
つまり
人が死んだら生まれ変わるといってもいいが
死の世界などないから 誰でもすぐに生まれ変わるというのが正解である!
よく死んだら何もなくなるというが そういう意識は間違いだ
死んだら 本当に何もない 無いも無い 存在しないのだから無も認識できないのである
むしろ人はけして死なないといっていい!
人はこの世で名前を変えながら生き続けているというのが実態である!