人の為と書いて「偽り」である。
人への思いやりは 自分と他人は同じであるとして行動することだと教えられてきた。
だが、特に恋愛や友情において、その信条を実行すると えらいしっぺ返しに合うことが多い。
昨年の正月に 人の為に日本世界の為に「脱原発に残りの人生を使ってみよう」として、脱原発に一歩前進できそうな都知事選の元首相コンビを応援したが、あえなく撃沈し、また選挙運動したことで友人との仲もギクシャクしてしまい、傷つき、もう二度と表向きには活動せず、陰で自分なりにできることをすることに大きく転換した。
それがダイエットだった。ダイエットは自分に対して自分が行動できるので、努力しただけの結果をえることができ、それが生きている充実感へとなっている。
このダイエット挑戦から 必要は発明の母だけでなく、知恵の泉であると経験的に教えられた。
「人の為に」にすることは「最低限生きるのに必要なことだけ」の要望を共有すればいい。
必要以上のことは「自分の為だけ」に生きる楽しみにして、人に対してもつ気持ちも、その自由を尊重して 余計なおせっかいはしない方が無難であり、むしろその方が他人との共同生活がうまくいくようだ。
スチーブジョブズは 世の中の需要よりも自分の好きなデザインのiPhoneを優先した結果 それが世界変革させたのも そういう真実があったように思える。
一週間かかって倉庫が完成した。
この倉庫は生きる上で最低限必要なことではないし、家族のためにしたことでもない、昨年の大雪でビニールハウスが倒壊してしまい、もう二度と雪で倒壊しないような倉庫兼作業場を造った。それは自分の好きなデザインと構造で楽しみながら造った。
学生運動の盛んな時代 社会主義がいいのか 自由主義がいいのか迷っていたが
やっとこの64歳にして 相反して矛盾した概念の止揚が実現した。それは私の瓦理論にも通じることだが 自由は8 社会共有は2 にして、国の屋根を瓦で覆えば 国民は雨に打たれず仲良く生活できる。
この社会共有は必要最低限の生活保障であるベイシックインカムであり、それだけの社会主義が一番であり、政治もそれ以上のことをする必要もないし、むしろ必要以上のことをしないで 民営化させて自由に競争させた方が快適な国造りができるだろう。
税金で海外に兵隊を送るなんて言語道断だ。むしろ、海外の災害や避難民への救援部隊を送るだけでいい。集団自衛権など余計なおせっかいであり、それはむしろ戦争に巻き込まれるしっぺ返しにあうのが落ちである。