自宅から眺める 棚山
自宅から歩いても4時間あれば気軽に登れる
この棚山を眺めていると マウンテンゴリラの生息山 ルアンダのキブ湖から眺めるガヒンガ山とムハビラ山の姿を思い出す
30年前にゴリラ便をしているとき、野生のマウンテンゴリラに会いたくて、バスがなかったので、首都のキガリでマウンテンバイクを借りて 山に入った。そして 念願のマウンテンゴリラの子ども達と記念撮影(ボスのシルバーバックは用心深くとても近くによれない)した。
今、棚山にマウンテンゴリラが生息しており、自分がそのゴリラと一緒に住んでいるような感覚がある。何かキングコングの映画のような 故郷の山に帰りたいキングコングのような心境にもなる。
棚山とゴリラの山の形が何か似ているのだ。棚山はラクダのコブのような背姿ではあるが、
マウンテンゴリラが生息する山は ルワンダ北西部のビルンガ火山帯であり、
ムハブラ (4,127m),ガヒンガ (6,474m)、サビーニョ (3,674m)、ビソケ (3,711m)、カリシンビ (4,507m)という五つの死火山の二山が重なった姿と私にはなぜかリンクしている。
そこに やく380頭のマウンテンゴリラが生息している。
絶滅が危惧される世界自然遺産ではあり、自分もマウンテンゴリラのような絶滅種のような感覚(老境)とも重なってきている。
住むところ 人との出会いなど 不思議な縁でどこか時や場所を遠く離れていても
いつもつながっている感じがする。