銭より食の子どもたち

癌で自分の死をあと何日と判ると

その日まで何をするか整理するだろう。

たとえ健康であっても 死は確実に来るわけで

いわば

生きるということは 死ぬまでにやること

ではないだろうか。

現役の仕事が終わった今

残された命の時間をどう過ごすか?

と、考えるにあたって散歩に出かけた。

家から歩いて30分ほぼ真っ直ぐ突き当たり

茂呂山公園にきた。


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保育園児30人くらい並んでやってきて、保育士が

「どんぐりを沢山拾って お芋会のお金にしましょうね〜」

とは びっくりポン❗️

なんで ドングリ食べずに芋食べるお金にするのだろう?

話の中に 松ぼっくりやはお金になるというから

きっと工作する材料になるのだろう!

園児たちのもっぱらの関心は

「あ 栗 栗だあ!!」

つまり 金より食だ!!

シイノキのドングリは乾煎りしてすぐに食べられて美味しいが、

ほとんどのナラの木などのドングリを、水につけ、何度も湯こぼししても、灰汁がなかなかとれずに、食べられたものではなかった。

この野呂山公園にはスダジイのどんぐりは見当たらない、むしろ栗が多いので、栗拾いして それを食べた方が「生きて良かった」となるのになあ^_^

金より食

銭より命

仕事より命

そういう気持ちになり、

残された命をどう使うか?

少し見えてきた感じがする。

 

 

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