ほんの小さな嫌なことがあると それがいつまでも気になって 一日が最悪になるときがある。
逆に、ほんの小さな嬉しいことがあると それがいつまでも余韻となって その一日が最高の日になることがある。
どちらの内容も、他人にとっては 興味もなく、つまらぬことではあるが・・・・
そのほんの小さな出来事で、その人が一喜一憂していることには、大いに共感し、同じような気持になることがある。それがドラマをみる聴衆にもみられるのだ。
「小さい秋見つけた」の唄は、
紅葉の葉が赤くなって秋がきたんだという喜びを歌にしたものだ。
紅葉が赤くなるのは毎年のことだし、珍しいことではない、
桜が咲くのだってそうだが、人はこんな珍しくもない些細なことに大きな幸せを感じる。
私たちの一生だって、ほんの小さなことを成し遂げただけでも、その人生全体が大きな幸せになれる。
それはつまり
大きな目的を成し遂げなくても
ほんの小さな目標を成し遂げただけでも、
同じ大きな幸せを感じることができるということではないだろうか。
幸せというのは個人個人みな違うというが、
それはきっと、小さなことにどれだけの喜びを見出すか?ってことではないだろうか!
ほんの小さな幸せも、とても大きな幸せも、本人の気持ち次第で同じ幸せを感じるってことだろう。